家庭用ブロードバンド回線をけん引したADSLが静かに幕を閉じようとしている。
家庭用ブロードバンド回線のADSL、当初は色々な業者が乱立していたが今は大きく分けて2系統に別れている。
NTT東西の「フレッツ・ADSL」、そしてYahoo! BB ADSLなどのソフトバンク系サービスだ。
NTT東西は2016年に既に新規受付を終了しており、サービス自体も2023年に終了すると公表している。
ソフトバンク系のYahoo! BB ADSLは変わらずに新規加入出来ていました。
そのYahoo! BB ADSLもついに2019年2月末を持って新規受付が終了してしまった。
ソフトバンクがADSLの新規加入をやめた理由は、光ファイバー回線のサービスエリアが拡大したからだそうである。
1999年から始まったADSLのサービス。
Yahooがサービスに参入して街角でモデムを配る配布作戦を始めてから、いっきにADSLというか、日本のインターネット利用者が増加するようになった。
その後は、より高速な光ファイバー回線への切り替えが進んだり、無線電波も4G,5Gと高速通信になっていく中で、ADSLは役目を果たして終焉していくということであろうか。
我が家ではインターネット回線としてずっとYahoo! BB ADSL 12Mを利用している。
古くからずっと理由しているその簡単は単純に月々の利用料金が安いからだ。
我が家の場合、Yahoo! BB ADSLの支払いが税込み1,953円/月。
いくら光回線が安くなったといえど月々支払がADSL以下にはならない。(だろう)
たまに安い光回線の広告を目にするが、調べてみると2年間だけのキャンペーン料金とかである。
2年経過後は利用料金が高くなるしくみのようだ。
通信速度だが12Mbpsで大丈夫?と聞かれることがある。
スピードは問題なし、不足を感じたことはない。
我が家では家族のスマホやパソコンを5台くらい無線接続しているが、速度不足は気にならない。
そこそこ不満なく利用が出来て利用料金がずっと安い。
Yahoo! BB ADSLは節約志向の私にぴったりのサービスなのだ。
Yahoo! BB ADSL利用者としては今すごく気になるところである。
ソフトバンクの発表は停止時期はいまのところは未定とされている。
NTT東西が2023年となっていることから同じくらいの時期に停止するのでないか、そんな想像はしている。
たぶんこれから5年とか10年もたてば家庭内にもIoTやAIが入り込み、スマートホーム化が急速に進んでいく。
映像や動画もより高解像になって、4Kや8K映像をストリーミングとかダウンロードするかもしれない。
今やダウンロードの通信速度が10Gbpsとかでつながる時代だから、ADSLでは役不足なのは分かる。
我が家も光ファイバーに切り替えが必要とは思う。
でも…ねぇ…。
Yahoo! BB ADSLの場合、同じような利用者が92万回線いてるそう。
私は通信速度で不足や不満を感じるまで使い続けようと思う。
一年でも長くサービスが続くことを今は祈っている。