日本だけで7900万人が利用しているLINE。
昨年、東大生が卒業論文にまとめるために約1200人に質問をぶつけたそうです。
「いくらもらえたらLINEを1年間やめますか?」
日本人のふたりにひとりは使っていると言われるLINEです。
家族はもちろん友人や同僚とかとのコミュニケーションに使っているかたは多いのでないでしょうか。
私ももちろん使っています。
家族との連絡用途が主ですが、会社を卒業された先輩と無料通話にもLINEは活躍しています。
じつは「いくらもらえればやめるか」を調べることで、値段のないサービスをお金に換算するといくらになるかが分かるそうです。
これを調べたかたに関心します、考えついた問題を調べようとする発想と行動力、私は大好きです。
LINEを利用していても人によって利用頻度や深さも違うから、一概に同じような価値は出ないと思います。
例えば私の場合、LINEは家族と気楽にコミュニケーション取れるツールだと思いますが、なければ、メール、SMS、あるいは電話でコミュニケーションを取り合うでしょう。
これは考えたら10年くらい前に戻ったような連絡手段ですね。
LINEを利用する以前はメールか電話がコミュニケーションの主でした。
LINEのようなチャット形式ではありませんが一応コミュニケーションを取る方法があるので、20万円~30万円もらえるならLINEを一年間やめてもよいかなと私自身は思います。
あなただったらいくらもらえたらLINEをやめますか?
調査結果が新聞に書かれていましたが、なんと300万円だったそうです。
300万円!?高くないですか?
この調査に協力した人たちは、ほぼLINEを手放すことが出来ないと云っている値段ですね。
LINEはそこまで個人の生活に密着しているのでしょう。
確かにLINEやSNSを通して、人はスマホを経由して何十人、何百人と繋がっています。
例えば食事している時にひとりスマホをいじっている人を見たら、以前であれば「なんか寂しそう」と思いました。
でも今は違います。
スマホをいじっている人はスマホを通して、その先に何十人という友人と繋がっているのです。
何が寂しものですか。
LINE以外の無料サービスで、わたしにとって一番価値の高いのは何か、ちょっと自問してみました。
「いくらもらえたら◯◯を1年間やめますか?」
私の中で◯◯に入ることばを探しました。
すると出てきた答えは”小説を読もう”でした。
”小説を読もう”は無料で読めるネット公開小説のサイトです。
たぶんもう5年以上はこのサイトを利用してお世話になっています。
私の休日の半分以上は、このサイトを徘徊しているといって過言ではありません。
それくらいお気に入りのサイトです。
もし100万円もらえるとしても「やめません!」と言える自信があります。
こんなこと考えると不思議です。
普段なにげに利用しているサイトやサービスでも、なにかすごい価値を秘めているのかもしれません。
値段のない豊かさ、ネットとリアルが融合すればそんなサービスがますます増えていくのかもしれませんね。