欧米の人がマスクなしで生活をしているのを見て羨ましいとは思っても、日本ではなかなかマスクを外せないですよね。
「しかたがない」と半ば諦めていました。
でも先週末からちょっとだけ流れが変わってきたかもしれません。
街にマスクを外す人たちが現れだしました。
「マスクを外す」ことは、国の方針で政府も声を上げています。
日本でも世界に歩調をあわせる動きで、屋外ではマスクを外すように誘導をしています。
でもいくら岸田総理が言っても、テレビの中で言うだけでは習慣は変わりません。
我々は日本人ですから、協調性が強い人種ですから。
我々は日本人です、人に合わせるが上手な人種だと思います。
多くの人が右を向いたら、その他の人もほとんどが右を向く。
これは協調性と言うべきか、同調性と言うべきか。
日本人はそこがとくにそれが強いと思います。
逆に言えば、もし同調出来ない人がいれば、その人は村八分にあうことになります。
村で白い目で見られる。そんなことが起こるのが日本人です。
そんな日本ですから、マスクを外す日は相当に先の話だと考えていました。
いくら政府が言っても、自分のまわりがマスク社会なので、マスクを外すことがほぼ不可能でしたから。
けどマスクをするとか外すとか、風向きが変わってきました。
と言うのも、外国人の受け入れが始まったからです。
外国人観光客の入国制限が大幅に緩和されたことで、先週末にはたくさんの外国人をあちこちで見かけました。
公園や観光施設その他で中国語や韓国語が飛び交っていたのです。
外国人は基本マスクをしていません。
マスクをしていても、鼻と口を覆うのではなくて、顎マスクとか、片耳にぶら下げているとか。
とにかくいい加減なやりかたが多い、きっちりとマスクをしてはいません。
そんな外国人が日本に来日した影響でしょう、まわりの日本人もマスクを外し出したのです。
先週土曜日に音楽フェスに行きました。
最初にびっくりしたのは、マスクをしない人の多さにです。
ざっとみた感じでは3割くらい。
マスクをしていないですし、する気配すらありません。
マスクは屋外で原則不要と言われていますから、屋外フェスでマスクをしないことはダメではありません。
でも違和感があります。
オフィスや自宅周辺ではまだマスクを付けるのが必須のわたしから見れば、これは別世界にさえ感じました。
でもまわりがマスクを外すなら、わたしもマスクをする意味がないので外します。
青空の下、マスクなしで音楽を聴く。
これってとても素晴らしい快適さです。
どれだけマスクがストレスになっていたことか、それが分かった気になります。
それくらいに快適でした。
あれだけマスクを外したがらない日本人ですが、これから多くの外国人が街を徘徊することを考えると、屋外でのノーマスクは一気に進むかもしれません。
残るのは、多くの人が集まる室内、映画館とか、イベントホールとか。
それと電車内とかと、あとはオフィス。
これらは最後までマスクが残るかもしれません。
はやく自然な生活に戻りたいものです。