勝利おめでとうございます!
女子ワールドカップの決勝トーナメント。
グループリーグとは違い負けたら即帰国のトーナメント戦ですが、なでしこジャパン は今日も対戦相手のノルウェーに勝利をしました。
しかし欧米の選手は、なぜにこんなに大きいのでしょうか?
日本人とは背の高さが全然違います。
ノルウェーチームは平均身長170.3cm。それと比較してなでしこチームは約165cmだそうです。
5センチ!?その程度の差には見えません…
たぶんですが、ノルウェーチームは骨格がいい。
背が高いだけではなくガタイがいいと思うのです。
「ガタイがいい」は女性に使うことばではないかもしれませんが、日本人みたいに華奢ではありません。さすが外国人と言える”大きさ”です。
その上に、ノルウェーチームのフォワードは背丈があるので、圧力を感じるチームではありました。
そんな大柄のノルウェーチームですが、前半からあまり攻め上がってきませんでした。
ボール廻しやキープに自信がないのでしょうか?日本チームの攻撃を警戒している?
ノルウェーチームは自陣に引きこもってカウンターを狙う引いた戦術。
でもカウンター狙いと言えどもそんなに怖さはありません。
と言うのは、攻守切り替えのスピードがそれほど素早くなかったからです。
唯一日本が失点した場面、今大会で初めて得点をゆるした場面だけは、相手選手をマーク出来ていませんでした。
あの場面はいったいなんだったのでしょうか?
得点したグロー選手はずいぶん長い時間フリーで動いていました。
そこのきっちりとセンタリングが上がって、ヘディングシュートを決められたと言うことです。
ライブ配信を観ていましたが、日本がわざと得点させてあげたかのように、そんな感じすらしています。
だって誰もグロー選手をケアしていなかったのですから。
もしグロー選手をケア出来ていなかったのが日本の連携ミスであれば、ちょっとやばいかもです。
次戦のアメリカ or スウェーデンチームはもっと強力で早いチーム。
守備のほころびを見つけたら、あれ?っと思う間に、2点くらい得点されると思うのです。
だからこそミスはやばい!
今日のノルウェー戦は、観ていても負ける気はしませんでした。
相手選手が大きいからコーナーキックから得点は考えにくかったですが、相変わらずの守備の安定感がありますし、みんながきっちり動けていた。
後半は相手チームが攻めてきたことで逆に相手に隙が出来た。
そこを日本チームがきちんと攻めきれた。そんな戦いでした。
日本はスルーパスもいいですし、落ち着いてシュートを打てる強みもあります。
ビハインドの焦りがない限りはいいところまで狙えそうなチームです。
次は強豪チームとの対戦、アメリカもスウェーデンチームも、どちらも優勝候補チームです。
気になる点があるとすると、日本が先に失点した場合。
強豪チームに先に点を取られると、それをひっくり返せる本当の実力が日本にあるのか。
日本の真価はこれから試されます。