今日は7月7日。そうです七夕ですね。
今年こそ織り姫は彦星とは、天の川でデートすることが出来たでしょうか?
毎年7月7日に思うのですが、この梅雨時に七夕ってねぇ。
天気悪いじゃないですか、なんでこの日を選んだの!?と思うのです。
そうは思いませんか?
7月7日はたとえ雨降りではなくても、夜空をいくら見上げても、星なんて見られない日がほとんどです。
それほどまでに織り姫と彦星にはデートをさせたくないのでしょうか?
でも、仙台の七夕まつりは8月に開催です。
その日程から分かるように、もともとの七夕は旧暦の7月7日でした。
いまの暦で言うと8月ごろです。
そうです、仙台で開催される七夕まつりの時期くらいが、もともとの七夕の日だったのです。
8月であればぐっと晴れの日が多くなりますから、分かりますよね。
少年時代には、短冊に願いを書いたり学校でイベントがあったりとか。いろんなことがありました。
でもつくづくが雨でした、もしくは星が見えないシチュエーションです。
だから私には七夕に良い印象を持っていません。
織姫と彦星が「年に一度再開できる日」と言うのは、とてもロマンチックですよね。
「話が拡がっていく」そんな気持ちにはなりますし、ふたりを応援したくもあります。
でもね、ちょっと変だと思いませんか?
織り姫と彦星のふたりは、なんで七夕の日にしか会えなくなったのでしょうか?
七夕の話です。
その昔に織り姫と彦星がいました。
織り姫と彦星のふたりは、とても働きものでした。
そんなふたりが出会って、恋をして、自然に夫婦になります。
でもその後がいけません。織り姫と彦星はイチャイチャするだけで、決して働こうとしなかったのです。
そんなふたりを見て怒った天の神さまが、ふたりを天の川の両側に分けてしまいます。
天の川は流れが速くて普段は会うことが出来ません。
ふたりが会えるのは7月7日の日、その日だけ天の川でデートが出来るのでした……
七夕のお話はそんなお話だったと思います。
小さな子どもの頃には「7月7日の日にしか会えないなんて、かわいそう……」とか思っていました。
でもこの年齢になって考えると、遊んでばかりで働かない彦星たちが悪いですよね。
もし天罰が落ちなかったとしても、このふたりはどこかでダメになっていたと思うのです。
親が怒るのか、それとも生活がままならなくなるか。
どちらになっても、最後は悲しい結果になっていそうです。
そう考えると年に一度でも会えると言うことは、まだマシだったのかもしれません。
だからこそ、7月7日の夜には晴天であって欲しい。
ロマンチストの私はそう願うのでした。笑