備えが必要かもしれません。
今月に入ってからけっこう大きめの地震が日本各地で発生しています。
忘れられないて、忘れてならないのが地震です。
東日本大震災もですが、関西在住のわたしからするともう一つ前の大震災、阪神淡路大震災が忘れられない記憶です。
当時、新婚だった私は嫁とふたりでマンションに住んでいました。
それはまだ夜が明ける前でした。
ベッドで寝ていたわたしは、「ゴーッ」と言う近づいてくる音に驚きました。
音が届くのと地震の揺れが始まるのは同時だったかなんて分かりません。
音で目が覚めて、そして揺れに翻弄されたのです。
それは長く揺れていたかもしれません、実際は短かったのかもしれません。
震度は4.5。
当時は県庁所在地ではなく、隣県近くの田舎に住んでいました。
県庁所在地では震度5、でも隣県は震度4の発表です。
では我が家の震度は?と考えました。
震度5?でも隣県の県庁所在地のほうが近いから震度4?
嫁とふたりで出した結論が、「我が家の震度は4.5!」だったのです。
でも地面があんなに揺れことがあるなんて、あの時経験をして初めて知りました。
我が家の被害はと言うと食器棚から落ちて割れたコップだけですみました。
これはほんと不幸中の幸いでした。
購入したてのマンションで補修が必要になると、ローンにプラスして出金となると大変でしたから。
その日はその後にも余震はありましたが、普通に出勤しました。
職場では地震の話ばかり、遠く離れた広島の事業所から心配してくれて電話をもらいました。
ただの興味からの電話だったのかもしれませんが……
「地震はきらい」と思えども、避けられるものではないですし、地震大国の日本に住んでいるかぎりどこに住んでいても地震と付き合う必要があります。
最近の地震多発で思うのは、以前より言われていた東南海地震の発生が近いのではないかということ。
これだけ震度5を超える強めの地震が続くと、地震の活動期であると言えます。
強めに揺れてはいますが、まだ尖兵の小競り合い程度。
その先には大きなラスボスが待ち構えていそうですよね。
大きな出来事への序章と考えるべきではないか。そう思えるのです。
東南海地震とひとことで言いますが、「一度大きく揺れたらそれで終わり。」ではありません。
地震の活動期ですから前兆となる揺れがあるでしょうし、その後にも大きな余震があるはずです。
いつかが近づいている……
ではみなさん、備えましょうか。