電子辞書ってどうだろう?
もう何年も前になるけれど、毎日電子辞書を持ち歩いていた。
その当時、もう世の中にスマホがあったから、電子辞書を利用する機会はほんとすくなくなっていた。
でも会社でスマホをいじるのってかなり気を使う。
「こいつ遊んでいる」
たとえスマホで仕事に関することを調べていても、周りからそう思われているのではないか。
会社でスマホをいじるのは、それくらい気を使うのである。
でもあれから数年が経過した。
いまさら自分の生活に電子辞書が必要なのだろうか?
私が購入したのはシャープの電子辞書PW-B1である。
大学生やビジネスマン向けの電子辞書です。
以前に持っていた電子辞書は完全に”辞書”でした。
キーボードを使って単語やワードを入力すれば、それに該当する意味や訳が色んな辞書からピックアップされるやつ。
一括検索が出来るだけの電子辞書でした。
でも今のは違いますね。
びっくりしたのは辞書と言うよりテキストがいっぱい入っていること。
これは辞書と言っていいのだろうか?
正しく表すならば、学習端末と呼ぶべきでしょうね。きっと。
私が購入したPW-B1であれば、英語関連のテキストがいっぱいです。
TOEIC から英語の読み物、基礎英語から英語原文のストーリーまでもが取り揃えられています。
買って1週間くらいではまだ全然見切れていません。
「これが辞書?」
ただ単に電子辞書が欲しくて買った人は戸惑うかもしれませんね。
もっとも「中年以降の人たち」と注釈が付きますが。
テキストも動画ではないけれど、絵と音声が豊富です。
もっと探せば動画もあるかもしれませんけれど、すべてのコンテンツを観るのはちょっと無理ぽいです。
少し使ってみた感想です。
おもに使っているのは英語系コンテンツ。
わたしが思うのは、もう少し融通が効いたらいいのに……と思います。
1行2行の簡単な英文と和文が掲載されていたりします。
この英文を読んで欲しい。
と音声ボタンを押しますが、発声されるのはワードの発音だけ。
1行文ぜんぶを読み上げてはくれません。
これがスマホであれば、Google翻訳であれば全文を読み上げてくれるのに。
そのつもりで音声ボタンを押したのですが、反応は違いました。
この辺がじれったく感じます。
あといちいちページをめくらないといけないところとか。
タイパが出来ないところとか。
どれだけ頑張ってもスマホには勝てないですね。
コンテンツもハードも、スマホのほうが楽しいです。