mac-3's blog

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ボーナス今昔物語

ボーナスなのです。

 

本日は会社員にとってルンルンになる日。

そうボーナスの支給日、今年も無事にいただきました。

 

2割超えの企業で昨年の支給額を超えたとか、国家公務員は500円多くもらっているとか。

ボーナス協奏曲と言えるようなルンルン話が聴こえてきます。

 

でも、我が社は正直に言えば、昨年よりもガタッと支給額が落ちています。

それも2割以上のダウンです。

売り上げと利益、どちらも前同を下回っている状況なので仕方がないのかもしれませんね。

 

でもいつも思うのですが。ボーナスってもらえるだけでありがたくないですか?

普通の暮らしは給与でまかなえますから、ボーナスってその他に使えるじゃないですか。

 

ボーナスは生活費に組み込まれているので、今じゃほとんど使うことはないですけれど、ボーナスって人生の余分な、余裕のお金。

わたしはそう思えるのです。

 

わたしが会社に入社した当時、ボーナスは現金支給でした。

ボーナス支給日には、夕方近くになると職場の全員が集まって夕礼があります。

部長が会社の状況を説明して、その後でひとりひとりにボーナスが入った袋を手渡しで渡します。

 

長く働いている係長さんとかのボーナスはすごかったですね。

袋がひとりで立ちそうなくらいでした。

それに比べると入社数年のわたしは風で飛んでいきそうな封筒の厚みです……

 

それでも嬉しかったですね。

若い頃、ボーナスをもらった帰りに、駅前書店でマンガの大人買いをしたことを思い出しました。

20冊くらいを一気買い、店員のお姉さんにクスッと笑われましたね。

 

今はどうでしょうか?

その当時と比べると感動はありません。

だって金融機関に振り込みされるだけですから。数字が動くだけですから。

 

以前のボーナスは頂けるもの、賜われるもの的な感じでした。

夕礼までして「ありがたく頂け!」と会社から言われている感じでした。

 

でも今は違います、労働の対価ですよね。

もらって当然の権利と言うか、ボーナスはもらえることが前提だったのです。

 

今はボーナスもらって、会社イントラネットで支給額を確認するだけ。

ただそれだけです。

周りの人ともボーナスについて、特別に会話もしないですし、みんなボーナス日と言うことを忘れているのではないか?

そう思えるくらいに静かでした。笑

 

わたしの場合、ボーナスは講座振込みですからすべてが生活費に充当されます。

ほぼ自由になることがありません。

 

それでもです。

もう少し感動があったほうがよいとは思います。

でもね、嫁が「”ありがとう”とLINEをくれたので、良しにしたい。」

 

そんな今年の冬ボーナスでした。