今朝の新聞にAI時代のついての論説が載っていました。とても楽しく読ませてもらいました。
曰く、人口知能がもたらす未来への変化は専用AIから汎用AIへの移行がカギになるそうです。今AIは限られた使い方や事業、例えば囲碁に特化したAIとかでしか利用されていません。
でも近いうちに汎用AIが利用されるようになる。またこの他にも何がしかの大きな変化が近いうちに起こるそうです。
人工知能とのつながりはやっと始まったばかりです。闇雲に怖がったりするのでなく
ツールとして上手に利用していきたいですよね。
新聞には近く確実視されている未来として、AIによって長距離トラックとタクシー運転手の仕事がなくなると断言されています。
これは私もそう思います。自動車を取り巻く社会には今大きな変化が起こっていて、電気化、自動運転化及びカーシェアと3つの大きな波が押し寄せています。
中でもAIがもたらす自動運転化は米GM社がレベル4の自動運転を2019年に実用化する方針が聞こえてきました。あれよあれよといっている間にAIが操縦する自動運転車は街なかを走り廻る社会になるでしょう。
日本でも2025年ごろには自動運転でトラックとタクシーの運転手123万人の仕事が喪失するのではないでしょうか。
でも日本は労働力不足が20年代半ばには今よりもっと明確になるので、AIを利用した労働の住み分けは進めないといけないと思います。運転という労働からの開放は必要だと思うのが私の考えです。
次にAIについてよく云われるのが、人口知能AIと人間は共存出来るか?です。
私の答えは”YES”です。AIの強みは記憶力、計算力そして分析力ですね。
正確無比なAIにこの3つで正面から対決しても人間は勝てませんよね。でもそれ以外であれば人間が誇れることだってあると思います。
人間が優れているのは創造力と直感力。データ化されていない困難な状況でそれを克服する源泉は人間の直感力しかないでしょう。
でも勇気がいります、正確無比なAIが右にいけ!と言っている状況で左に進むことが必要です。今までやってきた経験を元に、仕事に対するプライドに掛けて進む場面がきっとあるでしょう。勇気入りますよね。
私は直感を含む感性を磨くことは仕事するうえですごく大切なことだと思っています。
仕事進めるうえではスキルとか技術力が大切なのは当然ですが、それと同じくらいに自分のカン性(感、勘、観)を磨くことが大切でしょう。
五感をフルに発揮して経験からの勘と先を見通す観を磨く。大切ではないでしょうか。
どうですか、AIとの共存にワクワクしてきませんか?
人間の持つ創造力とAIの持つ正確さを組み合わせたら明るい未来しかみえてこないですよね。