写真の彼女は人工知能が生成した実在しない人の顔です。
信じられますか？
本当に実在する人物か、それ以上にかわいいとは思えませんか？
肖像権も使用許諾も必要がない人物、それが人工知能が生成した仮想人物です。
あと１０年もしたら上に写真のようなAI生成美女がネットやテレビにあふれているかもしれません。
あまりテレビを見ない人が気づいた時には、人工知能が作成した仮想俳優がテレビドラマで演技しているかもしれないですね。
仮想俳優はテレビのドラマづくりを変えてしまうかもしれません。
だって仮装人物にギャラを払う必要がないのですから。
仮想俳優でドラマが作れるたら、人と違い契約とか許諾が必要ないのでドラマの再放送が何回も出来るのではないでしょうか？
テレビ以外にもネットにも配信されるかもしれませんね。
今までの人工知能AIは機械学習で分類や識別するのが中心でした。
でも今のＡＩは一歩進んだ次世代といえる生成や連想が出来るようになたそうです。
先日ネットで話題になったのは、顔データからヌードが生成される『ディープヌード』です。
倫理の問題ですぐに削除されたそうですがＡＩ技術を利用すればそんなことも出来るのです。
同じように部分的なデータ、声とか顔とかテキストとかのデータをもとに、AIがそのヒントから全体を連想して人物を生成してくれるのです。
例えば、声から画像を生成したり、テキストから画像とか、映像からテキストとか、AIが連想で生成してくれるのです。
ＡＩが歌う歌も人と同等くらいに近づいたのではないでしょうか？
りんなが歌う「最高新記録」、この歌はとてもコンピュータが歌っているとは思えない出来栄えです。
今まではボーカロイドが歌う機械ぽい歌がコンピュータの”歌ごえ”だと思いこんでいましたが、りんなが歌う歌声は違います。
りんなの歌は一気に別ステージまで駆け上がったようなきれいな歌声です。
抑揚もありますし、息継ぎも出来ています。
素人目でもすごいですが、エイベックスが目をつけただけあってホントは人が歌っているのかと疑ったくらいです。
ＡＩはどこまで進化するのでしょうか？
ＡＩ技術を使っているだけ、機械学習をするだけでは人間を超えることはないと思います。
でもね、どこかの段階でね、私はパラドクスが起こるんではないかと思っているのです。
今までの考えもしなかった発想でＡＩの進化が一気に進む…。
シンギュラリティでＡＩが人間を超えることを夢だと思いこむのはまだ早いのでは！？
考えることを止めるのは思考停止だろうと思うのでした。
