「きみとバンド」は知っていますか?
12月なのに暖かささえ感じる日曜日、ガールズバンド「きみとバンド」のライブに参戦をしてきました。
参戦するきっかけは、X(旧ツイッター)で頂いたDMから。
”X”にて、きみとバンド公式さんからライブご招待を頂きましての参戦です。
嫁とふたり、新大阪のメルパルクホールで、ガールズバンド「きみとバンド」を楽しませていただきました。
私の中で、きみとバンドは「バンド名は知っているかな」ってくらいの認識でしかありませんでした。
と言うのも、「きみとバンド」はTVやCMとかのタイアップを持っていないバンドだから。まだまだこれから成長するバンドですね。
ただ各個人でインスタやYouYubeその他SNSで活躍されていますので、SNSをフォローしています。
ですが、あくまでビジュアル面からフォローをしているだけ。
どうしてもアーティストとしては見ていませんでした。
そんな目線しかなかった、今回の”きみとバンド”ライブです。
バンドとして、アーティストとしてはどうなのか?
ちょっと気になりますね、そこをポイントにステージを観てきました。
まず開場前での、嫁の感想です。
「おとこ率が高い…」
そうです、観客の9割は男性だったかもしれません。
これは、ビジュアル重視で観客を引き寄せているバンドの特長なのかもしれません。
でもね、「きみとバンド」のステージを観た結論を言えば、「むっちゃよかった。」です。
わたしが「きみとバンド」に持っていたイメージ、ビジュアル系ガールズバンドで音楽はついでに活動している。
そんなイメージでしたが、そんな事はありません。
りっぱにしっかりとした音のバンドです。歌も演奏もステージアクションも、どれもがしっかりとしたバンドでした。
特にボーカルの森田理沙子さん。彼女のパフォーマンスがすごい。
ライブでは3曲ほどカバー曲を歌ったのですが、その1曲があのAdoさんの”新時代”です。
音が高いし、音域は広いし、色々な声色を使い分けているし、”新時代”はプロでも歌うのが難しいと言っている曲です。
それをライブで選曲してくる。そして歌い上げるあたりに、森田理沙子さんの凄さと歌唱力が見えました。
もちろん他のメンバーもすごくて、それは演奏だけでなくて、MCでも、会場を駆け回るパフォーマンスでも。
すべてを含めて「きみとバンド」は、ライブの満足度が高いと感じたのです。
一緒に参戦した嫁も大満足。
ほぼ2時間のライブは、イスがあるのにずっと立ちっぱなしが苦にならないくらいに楽しめたライブでした。