「口座開設、なにが10分で出来るねん!」
銀行口座を開設する場合、銀行の窓口に行くものと思っていましたが、今ではネットですべて完結出来るようになっているのですね。
「アプリを取って最短10分」そんなことが書いてありましたから、銀行の支店まで行く手間を考えたら楽と思いネットで開設手続きをしてみました。
ネットでの口座開設に必要なのはスマホと本人確認のマイナンバーカードまたは運転免許証だけ。印鑑が必要ないのが楽でいいです。
私がした方法は、まずはスマホのアプリをダウンロードすることから。
スマホアプリを通じた銀行口座開設は、便利で迅速です。
身分証明の写真を撮ってアップロードするのと、氏名や住所その他の必要情報を入力して送信すればオッケーです。
とても簡単に思えます。
ですがパソコンとかに慣れていない、うちの嫁が入力とかに必要だったのは1時間くらい必要でした。
本人確認で顔写真撮るのに、身だしなみがいるとか、まばたきが出来ないとか……
「窓口に行ったほうが早いかも……」と言ってしまったくらいです。
それでも嫁はやりきりましたけどね。
しかし、銀行口座の新設をするまで知らなかったのは、紙の通帳を作成すると、「紙通帳利用手数料」が必要であることです。
なんと年間550円(税込)が必要とされるのです。高いですよね。
これは、ネットバンキングとかが進む中であまり使われなくなった紙通帳を維持するための費用と考えるべきでしょう。
考えたら通帳いらないですよね。
通帳残高もスマホで確認しますし、引き出しするときはキャッシュカードを使いますから。
通帳を必要としない場合は、このオプションを選択しないことをおすすめします。
さらに、注意が必要なのは、2年間の口座利用がなければ、「未利用口座管理手数料」が発生することです。
これは、口座を開設したまま放置しているとかかる費用です。
バイト代の振込に口座開設したけれど、そのバイト先を辞めたから口座も利用しなくなった。
そんな形で放置している、とかが発生するのではないでしょうか。
これらのコストってバカにできないですよね。
銀行口座を開設したら、その口座を廃止するまで適切にマネージメントすることが肝要です。
スマートフォンアプリを活用して、口座の残高や取引履歴を定期的にチェックし、不要な手数料を回避するよう努力しましょう。
また、口座の使用状況を把握し、必要に応じて利用しない口座を閉鎖することも検討すべきです。
銀行口座は個人や家庭の資金管理において不可欠なツールであり、適切に管理されるべきです。
スマートフォンアプリを使った開設は便利ですが、その後の管理も十分に注意を払い、無駄な費用を避けるよう努力しましょう。
便利ということは「何もしないでいい」と言うことではありませんからね。