みなさんの地域では台風7号の影響はいかがでしたでしょうか?
被害に合われた方にはお悔やみ申し上げます。
わたしが住む大阪はどうだったかと言うと、台風が襲来する前日からちょっと違う、すごかった。
と言うのも台風が大阪直撃コースであったため、交通機関の運休やスーパーの休業などが前日から決まっていたからです。
一日だけの休業、それがこれほど影響するものなのかを目の辺りにしました。
それは「明日が休業」が決まっているスーパーへ、夕方に食材を買い出しに行ったときのことです。
いつもは夕方でも山のように惣菜があるのに、その日はすべてが売り切れでした。
コロッケも唐揚げも天ぷらも、お寿司だって姿がみえません。
どこかに隠している?そう考えて店のあちこちを探しましたが、どこにもなくて売り切れていたようです。
惣菜コーナーには焼き鳥が数パック残っていただけ。
ここのコロッケが好きだったのに変えません……寂しかったです。
パンコーナーも同様でした。
日持ちするパンは影響がなかったですが、焼き立てパンコーナーはほぼ売り切れで全滅です。
大好きなクロワッサンを買うことが出来ず、5個入りアンパンを買う羽目になりました。
売り切れるほど、ここまで惣菜やパンが売れるものなのでしょうか!?
いくら明日が休業でもね、ちょっと信じられません。
想像するに、2つの要因が重なったことで起こった売り切れ現象と考えます。
一つは、お店が惣菜を作るのと仕入れをセーブしたから。
明日が休みに決まった時点で、日持ちしない惣菜やパンを作ったり仕入れたりすることを止めたのでしょう。
売れ残った場合は、よく値下げシールを貼って販売しますが、お店が休みでは販売自体が出来ませんから。
売れ残りは処分するしかないからセーブしたのだと思うのです。
二つ目は、「台風で巣ごもり準備をする家庭が多かった」と予想します。
大型台風の接近で、テレビやマスコミでは盛んに台風への備えを訴えていました。
台風で外出が出来ないですし、地域によっては、もしかしたら避難や停電があるかもしれませんでしたから。
そんなちょっと怖い予想があったなら備えますよね。
調理不要な手軽な食事を考えるでしょうし、お惣菜を買うでしょう。
パンも必要です。
別のスーパーで買い物をした母から、「いつもより売れるのが早い」と言っていましたから。
いつもは割引シールが貼られてから売れていくような惣菜が、その日は割引シールが貼られる前から次々に売れていたみたい。
お店のセーブする気持ち、それに消費者の備える気持ち。
この2つが重なって、売り切れ現象が発生したと推測しました。
「売り切れってすごっ」と思うだけではダメなのでしょう。
いつか「都会でサバイバル」をすることが起こるかもしれないですから。
もしその時がきたときに、敏感に感じ取って売り切れる前に動けないといけません。
自身のアンテナ感度を高めておくこと。それが必要かもしれませんね。