私はパンが好きだと思う。
小さい頃から朝食には必ずパンを食べてきた。
毎日毎朝繰り返し食べていたのはパン。
しかも菓子パンではなくて単なる食パン。
毎日飽きもしないで食べていたものある。
いゃ、もしかしたら飽きていたのかもしれない。
だってお昼の学校給食でも食パンを2枚必ず食べていたのだから、毎日3枚または4枚の食パンを食べていたことになる。
いくらパン好きでもこれは食べ過ぎであろう。
考えるとすごいと言えるくらいに食べていた。
その当時からいまでも毎朝食べるのは食パン。
会社勤めをするようになってからも食べている。
どれだけ朝が早くてもパンを食べるようにしているが、食べるのは1枚だけ。
しかも何もつけない素のパンで食べている。
パンにはバターもジャムもマーガリンもつけない。
ついでにマヨネーズもつけません。たまの週末にはマヨネーズを付けて食べてはいる。
食パン1枚にコップ一杯の牛乳。あとは何も必要なし。
ずっとこれが私の朝食でした。
今はどうでしょうか?
実は今でも食パンは食べています。
嫁が朝食を準備してパンを焼いてくれるから、パンには何かしら塗られている。
たぶんバターとかマーガリンだろう。
聞けば何を塗っているのかが分かるだろうけど、朝のテンション低い時には聞こうと思わない。
いつまで立っても詳細は不明なまま…。
私が学生だった頃、うちの母親は働いていた。
母が働いていたので、昼食にパンだということは当たり前普通であった。
私が高校生だったある日、母親に「焼きそばパンが好き!」と言ってしまった。
そしたらその後から、母が買ってくる総菜パンは必ず焼きそばパンなのです。
最初は焼きそばパンを美味しく頂いていたと思います。
でもね、毎週毎週同じのを買ってきてくれるのです。
焼きそばパンオンリーであれば、さすがに嫌になってきます。
そのうち耐えられなくなって、「焼きそばパンはやめて!」と言っちゃいました。
すると、母は「焼きそばパンが好きって言ったやん。」と言ったのです。
一度、良い=好き!と捉えると、あとは一点集中で攻めてくる感じ。
それは当時、ものすごい攻撃でした。
あれだけ好きだった焼きそばパンが食べたくなくなりましたもの。
この頃よく行くパン屋さんには数種類の食パンが売られている。
どれも同じくらいの大きさで値段もほぼ同じくらい。
ネットで調べてみたら、どうもフジパンストアーの食パンだったみたい。
いつもは買っていたのは”ホテル食パン”。
焼かずに生パンのまま食べるとこれが美味しい!
パンの耳まで美味しくて、4枚きりの大きく切ったパンがあっという間になくなってしまう。
でもね、昨日買って食べたのは、いつもと違う”田園食パン”。
なぜ今回は”田園食パン”を選んだのでしょうか?
それは”もっちり感”がすごかったからです。
パンの説明に、もっちりしっとりとした食パンとは書いてありました。
トングで触ると、まぁ柔らかいこと!
押した部分がふにゅって凹むのです。
そしたら買うしかありません。
この食パン、食べたら分かります。
もうどこまでも柔らかい!
これ以上に柔らかい食パンはないだろうと言えるくらい、もっちり感です。
食感は耳まで柔らかい”田園食パン”がよいのですが、味は別。
私が思うには、やっぱり”ホテル食パン”が1番ですね。
嫁はやわらかな”田園食パン”を選びましたが、私は”ホテル食パン”派です。
こっちの味のほうが絶対好みですから。
お値段はちょい高の食パンです。
下手に惣菜パンを買うよりも価値は絶対に高いと思います。
美味しい食パンと暖かなコーヒー。
たまの贅沢にはぴったり当てはまるコンビですね。