プライム料金の値上げには訳がある。
Amazonプライム料金が8月24日から改定されることが発表されました。
現在年間4,900円なのが、改定されて5,900円になります。
私はAmazonプライムの年会員なので、年額を一度に払込むタイプです。
なので改定後料金は次回の支払いから。今年はすでに払い込んでいるので来年から5,900円を支払うことになります。
千円の値上げと言うことは、一気に20%を超える値上げをすると言うことです。
高いとは思います。でもこの料金で収まってくれるのであれば「許容範囲の値上げではないか。」と言うのが私の意見です。
と言うのも、世界からみると日本のAmazonプライム会員料金はすごく安いことからです。
日本でAmazonプライム会員サービスを維持するのも、安い料金で出来ているから今までは4,900円設定でした。
デリバリーが無料で早く配送出来る。
日本国内の物流費用がこの料金でまかなえたからの設定だったのでしょう。
しかし物流の問題、私からみても2024年問題がプライム料金を改定するくらいに大きいのではないかと思います。
2024年問題とは、トラックドライバーの労働時間を制限する規制ですが、これによってドライバーが不足して、日本国内で輸送コストが高くなる。それがもう眼の前に迫っているのです。
輸送の囲い込みとか、自社運用とか、そんな対策が打たれるのではないかと私は見ています。
プライム料金の値上げで5,900円になりますが、これで収まらない場合がつらいですね。
マクドナルドのように、こまめに値上げをされることだって起こるかもしれません。
2024年になって、実際に運用が走り出して、さらなる経費が掛かりすぎ!となると、値上げが繰り返されることだって十分に考えられますから。
将来的には年会費が1万円!と言う価格だってあり得ると思います。
Amazonはすでに生活に密着したサービスとなっています。
わたしの場合では、デリバリーやプライムデーでのショッピングなどの買い物で恩恵を得ています。
でもこの他に、プライムビデオを音楽サービスを利用されている方も多いのではないかと思います。
もしプライム会員料金が1万円になったなら……
近未来にそんな現実がくるとしたら、わたしは会員をやめるかもしれません。
その理由はたぶん私自身の収入が少なくなるから。です。
定年後に働くor働かないの選択はあるかもしれないですが、ベースは65歳からの年金生活です。
65歳以降は年金だけ生活になることを念頭に考えると、今の生活レベルを下げる努力が必要になります。
なくせる贅沢、生活水準を下げる努力はするべきでしょう。きっとね。