先月に新型コロナウイルスに感染したので保険会社に入院給付金を請求しました。
コロナに感染をして、家から持ち出したお金は通院した時の医者代だけ。
保険が降りたら持ち出しをしたお金よりプラスになります。
感染中のあのつらい日々……
思い出したくもないですが、お金の面ではこれで少し報われた気持ちになれます。
うん、よかったです!
わたしが加入している生命保険には疾病入院給付金が設定されています。
もちろんコロナ感染による自宅療養でも給付金を請求することが出来ます。
請求申請の書面を書いているとき、ちょっとだけ「ほんとに請求していいのか!?」と言う気持ちになったのは確かです。
と言うのも、今回のコロナウイルス感染では入院をしていませんし、ホテルに隔離もされませんでした。
ただ自宅の自室でじっとして。
ただ10日間が過ぎていくのを、時間が経過するのを待っていただけですから。
確かに感染後の4日間くらいはひどかったです。
でもそこを通り過ぎればほぼ正常、じっとフトンにくるまって寝ていたわけではありません。
でもね、保険てね、コロナみたいな疾病に感染したときのためにある保険です。
いざと言うときのために毎月お金を支払っています。
だから今回のコロナでも後ろめたいことはありません。
大手を振って保険請求したと思います。
新型コロナウイルス感染症と言えど、申請用紙は他の疾病で入院した時となんら変わりはありません。
以前にも家族の疾病でお世話になったことがある用紙、すでに記入経験がある用紙でした。
勝手知ったるなんとやらです。
申請とか、振込先口座とか、そして病気名や病院名など。
入院に関することは、シートに書き込みをすれば終わりです。
書くまでに時間は掛かりますが、一度書き始めるとすぐに書き終えることが出来るタイプの申請書でした。
申請書でひとつだけ注意する必要があるのが「療養証明書」。
自宅療養を始めるときに保健所から言われました。
もし紙の療養証明書が必要で申請をした場合、療養証明書が発行されるまでには2ヶ月くらいの時間が必要だと言うことでした。
2ヶ月……長いです。
ちょっと待てませんよね。
でも調べると2ヶ月も待たなくてかまいません。
コロナウイルスに感染をすると、厚生労働省が開発した感染者の情報把握と管理支援システムの「My HER-SYS」が利用出来るのです。
今や療養証明書が必要ならば、「My HER-SYS」をプリントアウトするだけ、とっても簡単でした。
これで保険金がもらえる……ほんとありがたい話です。
しかし、ルールが変更されました。
9月26日から保険の請求対象が変更になって、ほんとうに入院した人、65歳以上のかた、そして重症化リスクのあるかた、これらの人々だけが保険請求が出来るようにルール改正がされたのでした。
これで、ほぼお年寄り以外は保険請求が出来なくなったと思います。
軽症のコロナ感染では、保険請求は出来ません。
保険請求が出来るのは重症のかたや重症化するリスクが高い人。
こう考えると新型コロナウイルス感染症も、ほんとうに一般的な病気に近づいてきたと感じます。
入院するだけが入院じゃない!
そんな感染症も来年あたりには、終焉を迎えるかもしれません。