ことしの冬はコロナウイルス感染症とインフルエンザが同時流行するみたい。
そんなニュースが流れてきました。
確かにここ数ヶ月で、うちの息子はインフルエンザに感染しましたし、わたしはコロナウイルスに感染しました。
ウイルスは身近にいますから、避けることは出来ません。
なにかのちょっとした機会に、コロナでもインフルでも感染をしてしまいます。
流行しだしたら、どちらに感染してもおかしくないと思います。
でもインフルエンザは毎年冬になると猛威をふるっていたのに、ここ2年くらいは流行していませんよね。
ほんとおとなしくしていました。
その理由は簡単です。
それはみんなが感染症対策をしっかりとしていたから、だから流行しなかったのです。
ほぼ全員が、毎日いつでもマスクをしていますし、手洗いも欠かしません。
これでは病気が伝染るわけがないですね。
既存のウイルスが入り込むだけのすき間がなかったのです。
でもこんどの冬は違います。
いままでの引き締めが緩みだしましたし、ぎゅっと締めていたのがゆるゆるの感じになりました。
屋外ではマスクをしなくなってきていますし、映画館やイベントホールはほぼ満員。
ソーシャルディスタンスはすでに過去のことばになりました。
いくらマスクをしているとは言え、いままでと逆……
これじゃ感染は避けられません。
あきらかに過去2年間とは違う、そうするとすき間が出来てくるんですよね。
病気が流行るすき間があるので、免疫力が高くない人は感染する機会が増えてしまうでしょう。
自宅からまったく出ない人なら別ですが、普通に生活している人は避けられません。
ただ救われるのは、コロナが驚異な病気では失くなっていることです。
コロナに感染した自分からすると十分に驚異ですが、重症になることも入院することもなく、そこまでの心配する必要はありませんでした。
インフルエンザなんかよりもしんどい病気ですが、普通の病気です。
でもインフル同時流行のニュースはそこまで驚異なのでしょうか?
コロナもインフルも感染した時の症状はどちらも同じなので高熱が出ます。
そして病院の発熱外来に行きます。
同時流行となると発熱外来に行く患者は増えるかもしれません。
コロナ第7波のときでも患者が多くて予約がとれないとか、診察を断られていたとかがありましたから、かなり深刻な問題になるかもしれません。
でもそれを除けば第7波と変わらないと思うのです、わたしはね。
わたしの行く医院では、一回の検査でコロナもインフルも、どちらもチェックが出来る抗原検査をしてくれます。
一回の抗原検査で感染している病原菌がコロナかインフルかが分かるのです。
その後は、インフルであれば薬がありますし、コロナであれば7日間の自宅療養をするだけ。
やっぱり患者数が増えて、発熱外来が混雑することが問題なのかもしれません。