30年以上に渡る車通勤から電車通勤に変わって早くも2ヵ月がたちました。
転勤したことで勤務地が近くなり通勤時間が短縮したのはすごくありがたいことなのですが、どうしても見過ごせない不満があります。
毎日ストレスを感じまくり、なぜみんなはもっと声を上げないのかと言えるくらい超不満に思うことがあるのです。
それは何かというと、駅の『自動改札機』。
「これはいかん!!」と怒りを覚えるくらいイライラしています。
その理由は私が”左利き”であること。昔風に云うと”ぎっちょ”ですね。
私は「ペンを持つ」とか、「おはしを持つ」とかは子供時分に矯正したので右手で持ちます。
それ以外はすべて「左利き」です。
何気なく操作するときは左手が出ますし、足であれば左足が出ます。
その「左利き」のわたしが自動改札機を通るとどうなるでしょうか?
自動改札機って完全に右利きの人用に設計されています。
自動改札機は右手にSuicaとかICOCAのICカードを持って自動改札機にタッチするよう考えられています。
右手で操作するととてもスムーズに改札を通れますが、左利きが操作するとどうなるでしょう。
左手にICカードを持って右側に設置された改札機のセンサー部分にタッチする。
これだけでも左腕を伸ばしてタッチしないとダメなのでちょい不満な操作です。
でもダメなのはそれだけでおさまりません。
左手でタッチすると、どうしても自動改札機のセンサー部の対してICカードが斜めタッチする形になります。
あのセンサーって右手で中央にタッチすることを考えて作ってあるので、左手で斜めタッチする考慮がまったくされていません。
そうです、自動改札機に斜めにタッチするとICカード情報と改札機で情報やり取りが完了出来ずにゲートが閉じるのです。
これ2ヶ月間で何回経験したでしょうか。
もちろん避ける努力はしています。
複数経験したからこそ違和感を持ちながらでも右手にICカードを持って操作するようにしています。
違和感はそりゃありますよ。
「左利き」の人は、かばんとか財布とかいろんなもちものが左手で操作するようになっているのですから。
違和感を感じながら右手で毎日操作するようにしています。
でもね、右手操作に気をつけていても、たまに左手にICカードを持つことがあるのです。
すでに改札通るひとの流れに乗っていたら「こりゃまずいかも…」と思いながらタッチしてしまうことあるのです。
すると案の定です、ゲートがしまるのです。
それって私の歩行スピードでいえば改札機を通りすぎたくらいにゲートが閉まるのです。
通り過ぎてからもう一度操作してくれって言われても戻れません。
しかたなく駅員さんの窓口まで行って操作やり直しているのです。
もうたまりません。これって不満がいっぱいです。
世の中ジェンダーフリーとかユニバーサルデザインがもてはやされていますが、これって何って?と思います。
これだから左利きのひとは右利きのひとより寿命が10年短いと言われるのです。
もっともっと『左利き』にもやさしい社会にならないものでしょうか?
まさに自動改札機の恐怖です。