最近ホテルに泊まったらスマホが置いてある、そんなことはありませんでしたか?
私が東京に遊びに行った時に宿泊したホテル『ホテルモントレー半蔵門』には部屋にスマホが置いてありました。
そのスマホは『ご自由にお使いください。』と表示されています。
そうです、これが噂の無料貸与スマホ”handy”なのです。
宿泊者に無料でスマホを貸し出す、とてもアイデアが素敵ですよね。
もちろん私も利用してみました。
無料スマホを利用してよかった点を書き出します。
- ブラウザ閲覧はサクサク動く
- 無料通話が出来る
- データは13時に消去される
まずはブラウザ閲覧です。
貸出スマホでネットサーフィンをしてみましたがサクサクした動作です。
ホテル内のwifiに接続する利用でしたが、通信速度が5Mbps/sくらい出ています。
ほぼストレスなくいろいろなサイトを閲覧出来ました。
次は無料通話が出来ることです。
これはある理由で実際には試しませんでした。(あとで書きます)
自分のスマホを持っているとはいえ無料で通話出来るのはお得で良いですね。
3つ目は利用データが消去される(らしい)ことです。
チェックアウトしたあとの利用されない時間帯の13時にデータ消去することをスマホ画面に表示していました。
実際に借りて利用しましたがあまりに快適だったので、自分のスマホは充電で、もっぱら貸与スマホでネットをしていました。
ただ使って気になったのがセキュリティや個人情報です。
私が貸与スマホを利用した時、以前利用したかたのGoogleアカウントがログインしたままで残っていました。
??「13時に消去されれうのと違うの?」
データが消去されるのはどこまで消去されるの?
ほんとに消去されるの!?
アカウントが残ったままの状態をみたら不安になりますよね。
私は無料通話を掛けるのも発信履歴が残るのではないかと不安になり、お試し利用も躊躇して出来ませんでした。
インバウンドの旅行者にしろ、日本人宿泊者にしろ、大抵はスマホを持っていると思います。だけど旅行中はバッテリー消耗が気になりますし、データ通信量も気になります。
このホテルのように宿泊先に備え付けたスマホがあれば、ホテル滞在中は自分のスマホを置いといて貸出スマホを利用する人もいるでしょう。
ただSNS利用だけはセキュリティや個人情報の扱いが気になるので、確認してから利用したほうがよいと私は思います。
個人情報が残ってあとでトラブルなると嫌ですもんね。
あと気になったのは言語が中国語表示であったこと。
デフォルトなのか前利用者の設置が残っていたのかは分かりません。
利用するのに表示を日本語に戻す操作が必要でした。
言語の変更は設定から操作が必要なので、スマホになれていない人はたぶんここで操作をやめてしまうでしょう。
これはちょっとダメな点でした。
今までホテルに備え付けの娯楽設備はテレビくらいでした。
でもテレビを見ない人たちが増えてきた昨今、やはりネットが必須とも言えます。
宿泊している間だけ利用出来るスマホ。
スマホの貸し出すサービスは自分のスマホを持ち歩いている人たちにこそ受け入れられるだろうと思いました。
利用したスマホにGoogleアカウントが残っていたのが怖かったですが、この点を改良すれば「ホテルの便利ツール」になること間違いないと私は思いました。