人の意識は変わるものです。
皆さん、こんにちは。
昔は嫌で避けてたのに最近はそれほどでもない。と言うか、「チャンスがあるならトライしてみようか」とさえ思っていることがあります。
そのひとつが、金髪です。
わたしが若い頃、髪の毛の色は”黒”の一択でした。
女性であればヘアカラーする娘はいましたが、男性は黒色だけ。
男子が茶色に染めたりしたものなら、「チャラい」とすぐにパッシングされる。そんな世相でした。ヘアカラーをする男性は、軽い男に見られたものでした。
もうずっと以前の話、およそ20年くらい前のプロ野球の話です。
ノムさんが、西武の松坂投手が日本シリーズで中日の立浪選手にホームランを打たれたことを、「松坂が茶髪だからや」と言ったとか、言わなかったとか。
要は、茶髪にしている人は、チャラい、浮ついている、まじめでない、遊び人である。
「勝負時に甘い」ノムさんは茶髪にそんなイメージを持っていたと言うことです。
これってノムさんが言っていたのだけれど、ノムさんだけの意見ではないと思うのです。多くの年長者が茶髪に感じていた、20年くらい前の意見なんだと思うのです。
当時は、若い男子でも茶髪にする人が増えてきた時でした。中年も高齢のかたも黒髪しか経験がありません。
そうです、昭和を引きずった考えですね。あたらしいヘアカラー世代に、中年以降の世代は、心が対応出来ていなかったのです。
今では茶髪くらいでは驚かないですよね。茶でも赤でも金髪でも、その人に似合っていれば問題なしと思うようになりました。
でも、たま〜に不潔感のある人がいるのです。
明るい茶色に染めているおじさんだけれど、髪の毛が伸びて手入れをしていない。茶色に黒に白髪交じりで、見たくないのに見てしまう……
いくつになっても清潔感は必要だと思います。
もう一つは、タトゥーです。
日本でタトゥーと言えば、反社会勢力の象徴でした。
怖いと感じる人たちだけがタトゥーをしているイメージが長く日本にはあります。
でも海外では違うのです。
海外の人がタトゥーを入れるのはファッションであるのだけれど、それだけではなくて、そのタトゥーに意味が込めれれていたりします。「気持ちの入ったタトゥー」が多いのです。
いつの間にか、海外記事やYouTubeでいろんな人の話を聞いていると、タトゥーを入れることが当たり前で「かっこいい」とさえ思えるようになってきました。
アメリカでの調査によれば、3人に1人はタトゥーを入れているとか。
日本も、「いつまでもローカルなルールに縛られている場合ではない。」とさえ思えて仕方がないのです。