コロナウイルスによる緊急事態宣言が解除されて、街は平和を取り戻したかのように見えます。
レストランや飲み屋さんは夜遅くまで営業出来るようになりましたし、うちの街にも灯りがともっています。`
ちょっと感慨深いですね。
まだ遅い時間にはあまり人がいないように感じますが、それもすぐに解決しそうな気がします。
会社では忘年会をするとかしないとかの噂話も飛び出しています。
このまま平穏であれば、年末ごろの街はすごい盛り上がりが観られそうです。
街がようやく平常に戻って、コロナ開け活況で景気がもり上がりそうですが、どうもそうではないみたいです。
みなさんも感じているとは思いますが、物価が上がってきています。
タバコ、マーガリン、電気料金、ガス料金。
どれもアップですね。
さらにここに来てガソリンがリッター160円台と、異次元に突入したかのような値上げです。
今くらいで収まればいいのですが、これはまだ入り口でしかありません。
本当の値上げはすぐそこまで近づいています。
仕事をしていても部品価格の値上げ話が、我々の耳にまで届くようになりました。
これって、各企業が抑えられているうちは良いのですが、そろそろ製品価格に転嫁し始める時期にきたのだと思います。
特定業界だけの話ではありません。
消費者まで届く最終製品の価格が、そろそろ値上げされ始めたのです。
わたしが思うには、日本ではたぶんこのまま「未曾有の物価上昇局面を迎える、インフレに突入する」と思うのです。
長くデフレが続いた日本。
物の価値が下がり続けた日本。
実質賃金も上がらない日本で、インフレとなるとどうなるのでしょう。
思うには、生活を変える時だとは思います。
インフレに対応出来る暮らしに変えること。
インフレとは、物価が上昇して物の価値が上がること。
そしてお金の価値が下がる状態のことを言います。
お金の価値が下がるのだから、銀行で貯金するのだはなくて、モノで持っておくことが推奨されます。
この「モノ」には色んなのが含まれます。
金とか貴金属、不動産も含まれるし、株や債券なんかもモノとして扱われます。
簡単なのは、預金の何割かを国内外のファンドや株式に廻す考えです。
さすがに全部を移すのはデメリットが大きいですし、もしもの時に倒れてしまう可能性もあります。
でも2〜3割くらいで考えれば、インフレでの目減り分くらいはカバーが出来そうだとは思うのです。
もしこのままコロナ禍が小康状態になったとしても、ふたたび景気が持ち直すことはないと思います。
よくて前年と同じくらいとか。
円高に材料費高騰に人手不足。
少し先の日本には、マイナス要素ばかりになるかも…しれませんね。