ここ数年、交通事故が減っていることをご存知でしょうか。
先日の運転免許証の更新講習で、講師を務めてくれた安全協会の人が言われていました。
大阪の人身事故数をここ3年で比較した数字です。
令和元年:30,914件
令和二年:25,543件
そして今年10月現在で、1万8千件くらい、去年今年と2年連続で減少するみたいです。
この2年の減少を聞いて、すぐ思いつくのはコロナ禍の影響だと思います。
コロナ禍でみんなが外出自粛したことで交通量が減り、事故総数が減ったのだと思いますよね。
たしかに人の移動制限がされたために交通事故、人身事故が減ったのは分かります。
旅行をやめた人もいるでしょう、遠出するのをやめた人もいるでしょう。
交通量の総数が減ったのは、いろんなニュースソースで言われていますので間違いないと思います。
車に乗る時間が増えるほど、車に乗る人が増えるほどに乗車時間が増えて事故発生する確率が高くなります。
それを考えると、減って当然に思えるかもしれません。
私の場合は?乗車時間は?
私はコロナ禍以前の昨年1月に車通勤をやめた関係で、車をドライブする時間が大きく減りました。
月の乗車時間で言うとたぶん5分の1くらいにまで減っていると思います。
わたしの場合は、コロナ禍関係なしでしたね。笑
でも、事故が減った理由ってそれだけでしょうか?
何か違うようにも感じるのです。わたしだけでしょうか?
コロナ禍と言えど、車に乗る人は乗ります。
車での移動は電車とかバスより感染リスクが少ないからと、わざわざ車を利用して移動する話だってあるくらいです。
それに昨年よりも今年はさらに人身事故数が減少している現状をみると?になります。
昨年より今年が人身事故が減る要因ってあったでしょうか?
コロナ禍だけで言うと、むしろ昨年のほうがコロナ禍初体験で自粛がすごかったようにも感じます。
今年は自粛疲れなのか、宣言は繰り返すけれど、実質はみんな動いています。
宣言地域をさけて周辺都市や観光地が混んだいたり、宣言地域を離れた川や湖でバーベキューをしていたりと、いろんな話が話題に登りましたよね。
わたしもそうです。
昨年春の自粛では親の家に行くことさえためらいがあったのに、ワクチン接種を2回した今では、宣言もまん延防止もほぼ気にしていない状態です。
今はどこにだって行きます。
だって施設などは営業しているのですから。
受け入れ側は出来るだけのコロナ対策をして準備をして、人が来てくれるのを待っているのです。
たぶん時代の変化、コロナ禍はきっかけで人の意識変化があったのだと私は思います。
理由はどうあれ、事故が減るのはよいことです。
この先は車を利用する人が減るでしょうし、移動すること自体が減ったままではないかと感じています。
あたらしい環境にあった交通社会を作るときがきたのかもしれません。