子どもにスマホを持たせるとか持たせないとか、今でもちょくちょく議論されていますよね。
私の息子がまだ少年だった時にも同じような議論がされていました。
スマホを持つと親が知らないところで大人とつながるかもしれないとか、違法アプリを登録してしまうとか、インターネットの危険性が子どもに襲いかかるとか。
はたまたゲームばかりして勉強をしなくなって学力が落ちるとか、当時でもいろんなデメリットが言われていました。
そんな中で我が家はどうしたかと言うと、うちの子が中学入学したと同時にスマホを持つことを解禁しました。
もっともそれまで小学生の時にもガラケーを持たせていたので、子どもにとって初めての携帯電話と言うわけではありません。
通話とメールしか出来なかったガラケーからスマホに変えたのです。
なんでも出来るスマホ、おとなだって新しいスマホを手にしたら小躍りするくらい喜んじゃいますから、当時の子供の喜びかたはすごかった。
よく分かります。
当時、中学生の息子にスマホを持たせた理由、それは時代の流れでしょうか。
新しい便利なものが普通に使うようになっているのに、子供だからって理由で使わせないのは何か違うのではないか。
わたしはそう思っていました。
確かにインターネットの持つ危険性はあるのだが、それはおとなだって同じです。
もし持つことで失敗があったとしても、若い時の失敗は後でいくらでも挽回が出来ます。
「若い時の苦労は勝手でもしろ」って言うじゃないですか。
あれ！？ここで言うのはちょっと違うかも…笑
とにかく、すでに普及している便利機器のスマホです。
いつ「使い出すか」より、「どう使うか」です。
スマホはツール（道具）なのだから、使う人の使いかた次第だと思うのです。
結局、息子がスマホを持ってから、私が使いかたをあれこれ言ったことはありません。
やれ、そのサイトは怪しいとか、誰それと繋がっているとか。
子どもは子どもなりに考えて、ネットワークを拡げていったのだと思います。
今でもたまに息子が子どもだった頃を思い出します。
子どもが私のパソコンを使ってチャットしてしていた頃、小学生の頃が懐かしくなります。
あの頃は子どもがネットを使うのもすべてが見える範囲だった。
友達とチャットで会話する姿を脇から見ては微笑ましく思えたものです。
スマホ利用だけでなく、子育ては分からないことだらけですね。
どれが正解か、子育てにほんとうに正解があるのかさえ分かりません。
そんな時には自分の思うことが正解として動いています。
そうでないと後から後悔してしまうかもしれないですからね。
わたしは、子どもだってスマホを使っていいと思うんだ。
