mac-3's blog

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9月1日は『防災の日』、災害と備えについて考えてはいかがですか?

もうあと1週間ほどで9月。

9月の声を聞くと暑かった今年の夏もやっと終わるのかな、なんて思います。

 

9月1日は防災の日とされているそうです。

なぜ防災の日かと云うと、大正時代に関東大震災が発生したのが9月1日で、国民の防災意識を高めるために1960年に閣議決定されたそうです。

防災の日』は、けっこう以前から制定されていたんですね。

 

少し前まで防災といえば、”地震”に対する備えばかりでした。でも最近は違います。

防災対象は地震にプラスして台風やゲリラ豪雨、そして竜巻なんかの自然災害を指しています。

私はそれでも不足していると思います。

それらの自然災害に”テロ”攻撃を加えるべきでないかと思います。

 

まだ記憶に新しい京アニの放火事件。

あれは単なる事件じゃないです、無差別放火テロですよね。

放火犯はテロリストだと言うほうが納得出来るくらいです。

 

これからの防災を考えるなら「自然災害だけ」を災害と考えたのでは、人々の生活は守りきれないのでないでしょうか。

これからネットで情報がつかみやすくて、グローバルな社会になればなるほどに、”自然”だけでなくて”テロ”とか”人間”も災害に組み込まないといけないのでないか。

私は必要だと考えます。

 

防災の日』に合わせて経済産業省ではトイレットペーパーの備蓄を訴えています。

災害時には様々な物資が不足すると推測されていますが、特にトイレットペーパーの不足は深刻な問題のようです。

 

www.meti.go.jp

 

トイレットペーパーの4割は東海地方で国内生産されているので、地震などで東海地方に被害があった場合には全国的にトイレットペーパーが深刻な供給不足となることが分かっているのです。

 

工場の分散が出来ないものかと思いますが、トイレットペーパーは官製でなくて民間会社が製造と販売をしている商品です。

コストや物流を考えて構築されているので分散は無理なんでしょうねぇ。

 

私が初めてトイレットペーパーの備蓄話を聞いたのは約3年くらい前です。

それ以降、我が家では必ず2パック(24ロール?)のトイレットペーパーを手元に保管しておくようにしています。

 

経済産業省の試算でもトイレットペーパーが不足する混乱期間は1ヶ月程度とされています。

 

家庭に2パックも在庫があれば、さすがに1ヶ月以上持つでしょう。笑

 

こうやって防災について考えるのは良いことだと思います。

防災への備えや物の備蓄、避難場所や避難経路の確認、家族との連絡方法、そして初動に備えての慌てない準備など…平和な今だからこそ確認が出来ることがたくさんあります。

 

その昔に、「災害は忘れた頃にやってくる」なんてのんきなセリフをテレビCMで流れてきました。

今ではその「忘れた頃」が、いつ起こってもおかしくはありません。

 

今出来ることを考えて、そして可能ならば周りの人たちの状況を考えて、明日に向かって皆んなで歩きだせる準備が今から出来ればいいな、そんな気持ちです。