えっ新聞なんてまだ読んでいるんですか!?
5月1日から朝日新聞が値上げをするそうです。
前回の値上げが2021年ですから2年ぶり?の値上げです。
いや2年で再度の値上げですね。
インフレで値上げが常態化していますから、新聞だって値上げをしてもおかしくはないでしょう。
でも新聞の値上げは原料費や運送費用の高騰だけが原因ではありません。
やはり一番大きな原因が問題、購読者数が減少していることが大きいと思います。
新聞を取り巻く環境はこの10年でごろっと変わりました。
一昔前であれば、どの家庭でも新聞を読むのは当たり前でしたよね。
朝の通勤電車では、折りたたんだ新聞を読んでいる人を何人も見かけたものです。
でも今では新聞を読んでいる人は皆無かもしれません。
私は通勤電車では雑誌、週刊ダイヤモンドを読むようにしています。
電車内を周りを見回しても、紙媒体の雑誌や新聞を読んでいるのは私だけ……
みんなスマホでゲームやマンガ、あとはSNSとかをしているみたいです。
新聞の読者が減っているのは、新聞の必要性が薄くなっているからです。
情報の流れが速い今、常にアンテナを張って変化を捉える。
新鮮な情報を仕入れることが求められる時代になっています。
新聞と言えば、昨日の出来事を毎朝に情報発信をする。
紙媒体またはデジタル媒体で配布するのが標準的です。
グローバル情報だって、オンラインを使えばリアルタイムに入手出来る今となっては、なんと言っても新聞は情報が古いのです。
もちろん新聞で提供されるのは情報だけではありません。
精査された情報や分析で深読みされた情報、それに解説とかも情報と一緒に掲載されています。
新聞には情報の分かりやすさはあると思います。
ですが情報変化のスピードには全然追いつけていないですね。
ChatGPTに「新聞とは何か?」と訊ねてみました。
「新聞とは、日々の出来事やニュースを報道する。幅広い分野の情報を提供することがある。」と言う回答でした。
思うに、日々の出来事やニュースについてはオンラインサイトの方がよっぽど優秀だと思います。
新聞の将来を考えると、年々と発行部数を減らしていくでしょう。
さらなる値上げだって必要でしょうし、たぶん毎朝の配達がまかなえなくなるのでは?と思います。
私は新聞は社会的な役目をすでに終えていると考えています。
新聞社は今まで築いてきた技術、情報収集とか分析/精査の技術を持って別のことを始める必要があるのではと思います。
配達所で配達業務に従事していた方々は、地域のラストワンマイル配達を担ってもらえれば地域社会が円滑に廻るかも……そんな絵を描いています。