「今日はハロウィン、復活祭です!」とウキウキ気分で言いたいところです。
でも今日はダメ、韓国ソウルで発生した雑踏事故が痛ましすぎて、とてもハロウィンを楽しむ雰囲気ではありませんよね。
ソウルの雑踏事故は現在のところ死者数が153人!と言う大きな事故です。
しかも全員が若いひと…人生これからって人たちばかりです。
ソウル雑踏事故のニュースを聞いたときに思い出したのは、明石で起こった花火大会歩道橋事故です。
あの事故も花火客が身動き取れなくなった状態で転倒して、子どもを含めた多数がお亡くなりになったと言う事故でした。
あの事故とシチュエーションが似ていると思うのです。
今回のソウルでも身動きが取れない状態になって、人に押されて右に左に揺られる。
そして倒れる人が出て、将棋倒しが発生したのでしょう。たぶん。
2つの事故で違うのは、映像記録が残っているかどうかくらいではないでしょうか。
今はSNSがありますから、個人撮影した映像があちこちにアップされています。
ソウルの事故映像を第3者目線で見ると、なぜあれほど混雑している密集地にみんなが入り込んでいったのか?と言うのが気になります。
映像で確認をすると、すごい多数で大きな「おしくらまんじゅう」をしているよう。
私にはそう見えてしまうのです。
「もし自分だったらどうするか?」
自分があそこに居たらどうしたか、ちょっと考えてみます。
もしソウルのあの細い通りに目的の場所があったとしても、あれだけ人が溢れ返っていたら行くのをやめるのではないでしょうか。
地元大阪に置き換えて考えてみます。
例えばアメリカ村でハロウィンの大きなイベントが開催されたとします。
有名人も参加するらしく、すごい数の人が集まって、周辺道路は人で溢れかえっています。
さて、どうしましょうか?
イベントには参加をしたいです、でもひとが……
あなたなら突っ込みますか?
それとも諦めますか?
たぶんわたし一人で参加であれば、突っ込まないでしょう。諦めます。
でも友人と一緒で、その友人が行きたいと思うのであれば「行けるとこまで行こう!」と突っ込んでいくと思います。
たぶんソウルの人も同じような気持ちだったのではないでしょうか?
映像では、ほんと危険地帯に見えています。
だれも事故に合いに行く人はいないはずですから、一度入り込むと抜け出せなくなって、最悪の事故が起こったのかもしれません。
雑踏警備が少ないとか、警察とか、ソウル市とか、いろいろ避難がされているようです。
でももしその場に警察や警備がいたとしても、群衆の大きさによっては意味をなさないかもしれません。
なんせ、群集心理が働きますから。
亡くなられた方々のお悔やみを申し上げます。