いつからだろうか、わたしは暇さえあれば活字を追いかけていた。
「活字中毒」
私はいろんなしがらみから逃れるために、しらずしらずに逃げ道として活字を選んで文字を追いかけてた。
それは活字という毒に侵されていたのかもしれない。
休みの日、出かける予定もなにもない週末には、大抵は小説を読んで一日を過ごす。
というか、休みの日には小説を読むのがデフォルトである。
デフォルトの”読む”行為の合間に、食事をしたりストレッチをしたり、そして昼寝をしたりしている。
なぜこれだけ小説を読むのだろうか?しかも狂ったように読むのだろうか。
やっぱり逃げているのだとは思う。世間のこと、生活のこと、そして家族のことから逃げているのだと思う。
小説を読んでいれば心は穏やかに過ごせる。
ただ生活しているだけでも、心にさざなみが立つこともある。
だけど小説を読んで活字を追いかけていると話の中に逃げられる。
わたしは平穏を求めて活字を読んでいるのかもしれない。
自分で思う、異様だと思うほどの活字中毒だと。
一日にいったいどれくらい活字を読んでいるのか、一度センサーを付けて計測したいくらいである。
どこかの図書館にでもそんなセンサーはないだろうか?
フィジカル面では色々測定が出来るようになってきた。
一日に歩いた歩数とか睡眠時間とか、腕につけた活動量計やスマートウォッチで計測が出来るようになった。
私もスマートウォッチを付けている。
お風呂に入る時以外はずっと左腕にスマートウォッチを付けて生活を計測している。
歩数、睡眠、それに階段の昇降回数までも計測しているのである。
ウェアラブル端末スマートウォッチを身に着けて、きちんと数値でヘルスケア数値を把握が出来るようになった。
スマホで簡単に今の自分の状況、他人の状況、そして同年代の状況が把握出来るのは、ほんとにすごいことだと思う。
ヘルスケアでここまで出来るのだから、次はメンタルケアとか出来ないのだろうか?
活字は確実にわたしの心の癒やしになっている。
活字中毒度というか、こころの癒やし度を図るために、どれだけの活字を読んだとかが分かるセンサーとかは出来ないものだろうか。
読んだ文字数で癒やし度が変わるとか、逆に疲れているとか、メンタル面での効果が目に見えて分かるように出来ないものだろうか。
これってすごく興味がある。
活字中毒者としては、自分がどれくらい文字を追いかけているかを知りたいものである。
わたしの朝は起きる前から文字を読んでいる。
朝、目が醒めても布団から起き上がらないでweb小説を読みだすのである。
その後で散歩とか食事はもちろんするけれど、その用事がすんだら、すぐにweb小説の読書を再開するのです。
昼食は””スナック菓子”、そしてコーヒー付きである。
たまに眠くなると寝る。2時間くらいは起きないこともある。
その他の空き時間はほぼすべてが小説を読む時間。
こんだけ文字を追いかける自分は”活字中毒”のかなり上位にいると思っている。
一度調べてみたいものだ。きっと面白い結果が見れるでしょう。