昨日までの肌寒さはどこに消えたの?というくらいに、ようやく春を感じさせてくれる陽気になってきた。
今日のお昼は春の代名詞といえる”花見”です。
会社の敷地に植樹されている桜の木の下で同じ職場の人たちといっしょに花見をしながらお昼を頂きました。
会社の敷地に咲いている桜といっても当然ですが仕事時間中には花見が出来ません。
昼食時間を利用して花見をするのは慌ただしく感じますが、平日のビジネスマンであれば仕方がないですね。
でもピンク色をした桜の花びらを見たら、昼食が2倍にも3倍にも輝いているように見えてキラキラしたなごやかな時間を持てました。
今日は穏やかな日差しでした。
でも昨日までの寒さのせいか桜の咲き方はまだ三部咲きくらいです。
満開までにはまだ少し早くてほとんどがまだつぼみ状態です。
週末くらいが一番見頃を迎えるのではないでしょうか。
お昼ごはんとして頂いたのはやさいがたっぷり含まれた”天ぷら弁当”です。
春を感じるタケノコにシイタケ、そしてやかぼちゃの天ぷらなど、えび天以外はほぼほぼ野菜ばかりでした。
「少し少ない?」
それでもいつもお昼に食べている嫁製弁当と比べると、ごはんの量が多いのかけっこうお腹がふくれます。
けして食べたりないと感じることはない量でした。
花見弁当には『おやつ』もついています。写真の右に写っている”ぷにたま”がおやつです。
中にたっぷりのクリームが入ったシュークリームですね。
初めて食べた”ぷにたま”はほんと「おいしかった!」です。
想像していた食感の上をいく食べ味でした。
スーパーで”ぷにたま”を見かけたら買おうと思わせる味と食感でした。
飲み物がお茶しかなかったのが惜しかった…。
紅茶かコーヒーが欲しくなってくる、そんなおやつでした。
今回花見をした桜の木は一説によると小学校に植えられていた桜の木だったそうです。
社員が通勤車両を止めている駐車場から工場敷地内に向かう通路脇に植樹されている桜の木ですが、数十年前には周りに小学校校舎があり桜は小学校に植えられていたそうです。
今では小学校が別の場所に移設されて当時を感じるものは何もありません。
桜の木だけがずっとそのまま当時の場所に居てるのです。
今では会社関係者しか通らない場所ですが、それでも桜は通り過ぎる人たちをやさしく見守ってくれています。
ソメイヨシノで寿命は60年、桜の木は寿命がだいたい50年前後と言われています。
私が入社する前からそこにある桜の木、この場所は桜の指定席です。
奈良のこの場所で会社の栄華盛衰をじっと見守ってきてくれた桜。
そんな時代を感じる桜の木で花見が出来てことをちょっと嬉しく思いました。