思わず涙がこぼれました。
人工透析を中止した女性がお亡くなりになる前日に旦那さんに打たれたメール。
「とうたすかかか」。
この言葉になっていないコトバに胸を締め付けてられています。
女性は一度は人工透析を中止した治療の同意書にサインしたけれど、「撤回したいな」と。
このメールは女性の助けを求めるSOSのメールだったのか…。
私には彼女が悲鳴を上げている、助けを求めているメールにしかみえません。
ネットで色んな情報を拾い集めてみると女性は44歳とまだまだ若い年齢です。
どうして人工透析を利用しない治療を医者が勧めたのか、そして彼女はそれを受け入れたのか。
病状とかネット情報だけでは分からないことがたくさんありますが、それよりも何よりも本人が”撤回したいな”と思っているのに、医者に気持ちが伝わっていないことが問題のうように感じます。
もし本人は気持ちを伝えたのに医者が動かなかったのであればそれも問題だと思います。
ただ本当は見えない話がいっぱいあって、話は単純ではなくて、色々と複雑に絡んでいたからかもしれませんが…。
旦那さんはその時、同じ病院で入院されていたそうです。
旦那さんのスマホは病院が預かっていたのでメッセージを読んだ時には女性が亡くなられたた後でした。
旦那さんは悔しかったでしょう。女性の助けは誰にも届かなかったのでしょうか?
記事には旦那さんしか出てこないので詳細は分かりません。
でも、親や兄弟、そしてお子さん…etc、大好きな方々に看取られて旅立たれたと信じたいですね。
「とうたすかかか」。
言葉になっていない暗号のようなコトバ。
意味のないコトバだからこそ、そんな文だからこそ、胸にぐさっと突き刺さることがあるのですね。
ご冥福をお祈りいたします。