人間、年を取りたくないものだ。
50歳半ばの年令になって「50肩」と言われる肩こりに悩まされている。
もっともっと若い頃には肩こりなんかは感じることもなかった。
けれど40歳代の半ばころからか、肩?背中?首?のあたりが痛くなることがあった。
肩こり?と思いつつ、一度痛くなるとまったく治る気配がしない。
特に痛いのは頭を後ろにそらす体勢。髪の毛をカットした後に髪を洗ってもらうときの体勢。
これがきつくて痛くてしかたがなかった。
わたしが通う理髪店での洗髪は、うつ伏せでもあお向けでもどちらでも洗ってもらうことが出来た。
当時はあお向けでの洗髪がお気に入りだったので「50肩」の痛みがあるときでも、あお向け洗髪を選択したのだが、これはダメ、やってはいけない。
同じ体勢でしばらくジッとしておくことがどれほど苦しいか。
この時ほど、「ちょっと休ませて!」と、理容師さんに言おうかと考えたことはないくらいの辛さである。
周りにいる同年代のひとに聞くと、けっこうみんな同じような悩みを持っている。
男性、女性に関係なく、仕事がオフィスワークでも現場仕事でも50肩の痛みはあるようだ。
50肩はいつの間にかやってくる痛みのようである。
では50肩はどうやって治療するのだろうか。
私の場合、結論を言うと「何もしない。」のだ。
普段の生活のままに痛みがなくなるのを放置して待っている。
もっとも痛みをやわらげる、肩やからだを暖めるとか、お風呂に長く浸かるとかは実践している。
肩を冷やすと痛みが強くなりやすいうえになんか完治が遅くなるような気もする。
患部にシップを貼ったこともある。
夜寝る前に貼って寝るのだが、その時は「効いているかも」と思うが翌朝には効果があったのかが分からなかった。
わたしには効果??だったので、それ以降は貼らないことにした。
50肩と言えど、痛みが強い場合や長引く場合もあるだろう。
そんな時には医者に行くかもしれないが、わたしの経験から言えば、やめて放置でいいかもしれない。
それは大抵こんな場合はシップをもらうだけで終わるから。
もちろん痛みの原因が50肩ではなくて、他の神経とか筋が原因かもしれない。
そんなケースもあるので医者に診てもらうことには否定しない。
50肩は痛みを和らげる対症療法しかないのかもしれない。
過去に2回、50肩を経験して今3回めを経験中であるわたしが言うには、必ず痛みは引いていくものだということ。
50肩になったとしてもいつかは治ると、ドシッと構えてゆっくり付き合っていくのが良いのかもしれない。