これって誰得なのでしょうか?
最近、歌舞伎町タワーに出来たジェンダーレストイレが話題です。
ニュースにもなっているのでご存知ですよね。
ジェンダーレストイレとは、男女どちらもが利用すること出来るトイレのことです。
東京の歌舞伎町タワーに、そのジェンダーレストイレが出来たことがニュースになって話題になりました。
どうも今では炎上中のようです。
たしかにジェンダーレスの人からすると、トイレを女性専用とか男性専用にきっちり区分けされているのは利用がしづらいとは思います。
例えば女性な男性なのに、性別分けをすると、男性だから男子トイレを利用させられる……なんてことは、その人にとってはたぶん屈辱でしかないと思いますから。
でも中年おっさんの私からすると、ジェンダーレストイレは利用がしづらいです。
女性が用を足している個室の隣で……ちょっとねぇ。
実は先日訪れたパンケーキレストランのトイレがジェンダーレスでした。
トイレマークは男子も女子も同じマークですし、女性も男性もが利用をしますし並びます。
そのトイレを利用した感想は……たぶん皆さんの想像通り、知らない女性と一緒にトイレ待ちを並ぶのがすごく気まずかったです。
もちろん少しは距離を開けて並びましたが、それでもです。
たぶんわたしの前に並んでいた女性はもっと恥ずかしかったでしょう。
知らないおっさんが後ろに並ぶのですから、きっとそうだと思います。
そしてその後、女性が出たあとの個室に入るのはもっと勇気が必要でした。
本当に入っていいものか……入っても捕まらないか。笑
とか考えました。
ほんとにそれくらい気を使うトイレでした。
遊びでふざけているのならまだしも、真面目に設計されているトイレです。
その施設にジェンダーレストイレしかないとなると、利用しないわけにはいきませんから。
ジェンダーレストイレは、中年男性にとっては使いづらいトイレではあります。
こんなトイレを作るのは時代の流れであることは分かりますし、社会がジェンダーレストイレを必要としているのも認めます。
でもねぇ……例えば大きめの施設であれば、ジェンダーレストイレを作るのはいいですが、それ以外にもきちんと男性用と女性用のトイレも準備して欲しい。
そうすれば、どのトイレを利用するかは利用者が選択出来ますから。
わたしの訪れたパンケーキレストランのような、ここもあそこもジェンダーレストイレばかりとなると、気まずい気持ちになる利用者がいると思いますから。
こんなことを考えるわたしは古い人間!?なのかもしれませんね。