はたして、どれだけの人がこんな支出に耐えられるのか……
子供はのびのびと育てたいと思いますよね。
でも現実は甘くありません。
のほほんと思っていてもいずれはつまずくと言うか、受験と言う世間の競争社会に飲み込まれてしまいます。たぶん。
わたし自身もそして誰もが受験戦争に参戦しました。
うちの子だって高校受験に大学受験、もはや受験戦争を避けて育つことは出来ません。
のびのびと育つの逆は塾に通うでしょうか?
毎日勉強ばかり……可哀想ではありますがそれが受験戦争です。
みんな戦って育っているのです。
その受験戦争ですが、今までの主流は高校受験と大学受験でした。
でも高校受験よりも人気が中学受験へと変わってきているそうです。
中高一貫校に人気があって、受験の低年齢化が進んできているみたいです。
中学受験となると小学6年で受験になります。
小学生で受験するのはどうか、遊ばせてあげるべき時期ではないか?
そんな意見もありそうですね。
でも高校受験だって同じです。
中学3年生で高校受験をするのだって負担です。
中学の成長時期に受験で時間と精神力を削るよりも大切なことがあるはず。
もっとクラブ活動するとか仲間と冒険するとか。
色んなことを経験するほうが大切だとは感じるのです。
中高一貫校は私学の他にも公立にもあるそう。
ただ受験するとなると必ず塾に通うことになります。
その費用は小学4年からの3年間で250万円はかかるそうです。
これってかなり高いですよね。
うちの子の時だってこんなには出していなかったような……そんな記憶です。
しかも私学の中学に入学出来たとしても、やっぱりそこでもお金がかかります。
その学費はと言うと、それも250万円かかるそうです。
なんかすごいですね。
さらに高校と大学でも費用が必要となると……計算したくなくなります。
もし子供がふたりいて、ふたりとも同じコースで育てたとしたら、家計が破綻するのではないか!?
そんな心配をしてしまうくらいの支出金額です。
今は共働きが当たり前。
いくら家計の収入源が2つあるとは言えども、かなりきつい現実です。
ここからはわたしの思いです。
中学受験を勝ち抜いて私学中学に通える人はいます。
これだけの支出にも耐えられる家庭は確かにあります。
でも耐えられないと最初から白旗を振る人もいますよね。
ここに格差が出てきました。
日本の格差は大きくなるばかりです……