おおぜいの人前で話す時、気をつけることってありますよね。
おおぜいの人前に立つとどうしても緊張しますし、あがります。
これは人間だから仕方がないことです。
だって、あの演歌の大御所である北島三郎さんだって、ステージでは緊張をするって言っているくらいですから。
どれだけメンタルが強い人でも、おおぜいの人前に立てば緊張すをするものなのです。
緊張の度合いはあかもしれませんが、誰もが緊張をするとわたしは思っています。
おおぜいの人前に立って話が出来るチャンスって、今までにどれくらいあったでしょうか?
改めて考えるとそれは幸運と言うかチャンスですね。
何かの機会がないと出会えないシチュエーションです。
それは、限られた人しか海外に行くことが出来ないように、おおぜいの人前に立って話が出来るのは、巡り合ったチャンスと言うしかないのかもしれません。
そんなチャンスですが、おおぜいの人を目の前にすると緊張が邪魔をします。
話すことの整理がきちんと出来ていれば慌てる必要はないはずなのですが、この緊張が話すことの足を引っ張ってしまうのです。
緊張をすると、どうしても早口でしゃべってしまいます。
普段どおりのおしゃべりが1倍速であれば、緊張した時はその1.2倍速とか、1.5倍速とかになるくらい、慌てた早口でのおしゃべりになります。
その上、早口でしゃべるとつまずくことだってありますよね。
普段どおりのスピードでしゃべれば何も起こらないのに、早口でしゃべったばかりに、舌をかむとか、滑舌が悪くなるとか。
しゃべりにミスが出たりします。
そしてこのミスが焦りを生んでより緊張をするとか、あがってしまう原因になってしまう……
ここまでいくと悪循環ですね、悪い流れを作ってしまいます。
そんな場面でどうするのか?
おおぜいの人前で緊張をすることは、どうすることも出来ません。
なので、これは緊張を楽しもうと考えるしかありません。
あとは早口です。
つい早口でしゃべってしまうことについて、某アナウンサーの話では意識をしてわざとゆっくり話してみるのがよいそうです。
わざとゆっくりと0.5倍速くらいのスピードで話をする。
すると、しゃべりでつまずくことも減りますし、話すことがうまく出来るとリズムが生まれて上手に回り始めるそうです。
これ、確かにそうかもって思います。
焦っても急いでも何もいいことはありません。
逆に焦ってしまうことは、失敗を引き起こすだけです。
せっかく掴んだチャンスです。
緊張を「楽しむ」。そんなゆとりが欲しいですね。