mac-3's blog

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遊園地の事故「地上50mに4時間も」、対応と判断は正しかったのか。

昨年末の話、憤りを覚えるニュースが流れました。

それは夜の遊園地で起こった出来事です。ひらパーのアトラクションで男女二人が地上50mに4時間も取り残される事故が起こりました。

 

 

www3.nhk.or.jp

 

 

ニュースでは出来事の断片しか伝わってきません。

夜の7時頃、アトラクションが頂上近辺で停止したこと。

係員の緊急操作で3台のうち2台は10分後に降下が出来た。

しかし男女2人の乗った1台だけは降下が出来なかった。

頂上付近から作業員が棒でフックを外そうとしたがうまくいかない失敗に終わった。

トラブル発生から2時間後、9時頃になってようやく消防に救助要請をした。

そして救助がされたのはトラブルが発生から4時間後、夜の11時頃だったことです。

 

これ被害者の立場でしか考えられないくらい、かなりつらいですよね。

その4時間で、あらゆることを想像してしまいます。

 

その時の気温が3℃とか4℃とか、凍える寒さの中で4時間です。

男女二人は低体温症で入院をするくらいですから、体がつらかったでしょう。

色んなものがもう限界だったのではないかと想像します。

 

ニュースで伝え聞く内容しか分からないけど、もし男女ふたりが付き合っていたのなら、その後に二人はどうなったのとか。すべてが気になります……。

 

もし付き合っていたとしても、もし付き合っていなかったとしても、こんな事が起こると相当に気まずいですよね。

トラウマになるでしょうし、一緒に行動をしたくなくなるのではないでしょうか。

この人とはちょっと……なんてこと、考えてしまいそうです。

 

だからかもしれないですが、遊園地側の対応が気になります。

なぜ救助が4時間後になったのか。

なぜ消防への救助要請が2時間も経過してからなのか。とか。

 

もっと早くに救助してあげられる方法はあったと思うのです。

遊園地側は一つづつ、マニュアルに沿って手順を踏んでトラブル対処をしたのかもしれません。

自分たちで救助が出来ると踏んだのかも、それとも内々に処理したかったのかもしれません。

 

ただね、「自分たちでは無理」と言う判断が遅いのでないか。

2時間も掛けて「もう無理!」と投げ出すなら、もっと早くに消防に連絡が出来たのではないかと。

 

機械だから止まることはありえます。

そんな緊急時の対処も決まっているでしょう。

でもそれでもダメならどうするか、それは責任者の判断だと思うのです。

 

これが遅いようでは……いつか客から見放されてしもうかもしれませんよ。

わたしだって「ダメやこりゃ」って思ったくらいですから。