何もかも値上げです。
日産のリーフなんて何も変わっていないのに100万円値上げがされたとか。
半導体不足による受注停止が解除されたのはいいのですが、すごい値上げですね。
インフレってほんと恐ろしいです……
こんなインフレになって、今や「贅沢品」と言えるものがあります。
以前までは普通だったのが昨今のインフレによって”贅沢”に移り変わったものがあるのです。
そんな商品?事?を紹介したいと思います。
まずは自動車。
わたしが車を乗り換えたのは11年前。
そこからの10年間くらいの間に、車の価格はぐんっと値上がりをしていました。
軽自動車であれば100万円以下から購入が出来ていましたが、今では200万円を超える軽自動車まであります。
車の販売価格が大きくシフトアップしているのです。
以前であれば学生でもバイトをして貯めたお金で、新車を買うなんてことが出来たのですが、今ではがんばっても買えない時代です。
自動車は所有しているのが普通から、所有しているのは贅沢と言える品に変わりました。
次はマンションです。
我が家周辺の中古マンションなんかは、築年数が古く数百万円で取引がされていました。
でも今では1千万円超えで取引されてます。
もう築50年くらいが経過するマンションなのにですよ。
いつの間にこれほど高額になったのでしょうか?
わたしが思うに、マンションはサラリーマンが結婚するのを気に購入する。
それがマンション、普通にローンを組んで購入出来るものでした。
でも今はちょっと普通じゃなくなってきたかもしれません。
マンションは贅沢品!?なのでしょうか……
次は専業主婦です。
今の時代では働いていない主婦は貴重な存在です。
正規社員ではなくてもパートとかバイトとか、何かしかの仕事をしている主婦は多いですよね。
そんな中で専業主婦が出来るのはすごい贅沢と言えるのは、わたしも同意見です。
それだけ専業主婦は貴重な存在だと思うのです。
最後にもうひとつ、「悠々自適の老後生活」。
老後資金として2千万円は必要だとか言われていた時はもう通り過ぎましたね。
今は人生100年だとして、「働くのも100歳まで!」と言われ始めている世の中になってきました。
その中で、今や死語とさえ言える”悠々自適の老後”です。
悠々自適の老後を持てる人は本当の贅沢ものだと思います。
最高にしあわせな人なのかもしれません。
10年くらい前であれば、まだ”悠々自適”を口にする人はいました。
60歳の定年を超えて働くひとが奇異に見られることさえあった時代です。
それが今ではまったくの逆ですね。
60歳で定年を迎えて、そこから働かない人のほうが奇異に見られます。
「あの人なんで働かないのだろう……」口には出さなくても、周りのみんなは思っているのです。
この流れはあと10年くらいは変わらないかもしれません。
次に変わる時があるとすれば、団塊の世代や高齢者がお亡くなりになって、人口がもっと少なくなってきた頃かもしれません。
その頃、日本はどんな世の中に変わっているのか……
覗いてみたいような、怖いような気がします。