サッカーのワールドカップ、日本は強かったですね。
ワールドカップが開幕してすでに数日が過ぎましたが、ちょっと前までは実感がありませんでした。
と言うのも、周りで騒いでいる人がいないですし、まだ一試合もプレーを観ていなかったからです。
日本の初戦を観て、やっとわたしのワールドカップが開幕した感じ。
一試合でも観ると今までと違いますね。
心がざわめき出しました。
他国の試合やニュースを観ては、サッカーのお祭りが始まったことを実感するようになったのでした。
日本の初戦はドイツ戦、ドイツは言わずとしれたワールドカップの強豪国です。
前々回の2014年大会に優勝をしているチームです。
サッカーの強豪国ドイツとの戦いなので、戦前予想ではドイツの勝ち。当然ですね。
日本が負ける予想をしている外国人が多かったと思います。
でも実際は違いました。2対1で日本の逆転勝ちです。
これはすごいことです、ほんとおめでとうです。
日本は前回のワールドカップ、ロシア大会でもベスト16にまで進出をしてくれました。
あの時から日本チームには力がついたと感じていましたし、今回のドイツ戦を戦って、前回ロシア大会がフロックでないことをしっかりと証明してくれました。
日本のサッカーは組織で守って組織で勝つ。それが日本のサッカーです。
選手個々の力では外国人選手に負けます。だって体のサイズが違いますから。
久保選手を観ているとよく分かります。
小柄な久保選手が競り負けるのを観ると、サッカーは体格が物を言うスポーツであることがよく分かります。
久保選手はテクニックでは勝てても体格で負けている。
元気なうちはいいですが、守備に時間を費やして、時間とともに疲弊してしまっている感じでした。
逆に言うと、久保選手のよさをまったく活かせていない試合です。
だから久保選手は途中交代をさせられたのでしょう。
前半の日本で、はまらなかったのは久保選手だけじゃありません。
ドイツが元気だったせいか、それともフォーメーションが悪かったのか?
画面で観るからには、全員がとにかく頑張っているだけに観えました。
必死さだけが伝わってくる、そんな前半でした。
でもそのがんばりのおかげで、最小失点で前半を折り返せたのが大きかったですね。
後半は選手の入れ替えとフォーメーションの変更がずばりはまりました。
運動量が落ちたドイツに対して、小気味よく前線からのプレスが効いていたと思います。
後半は画面を通して「いける!」と気持ちにしてくれましたし、きっちりと守れてもいましたから、失点をする可能性も少なかったと思います。
それでもです、出来すぎかもしれないくらいの逆転勝利です。
日本チームは試合運びがうまくなったと感じましたし、勝つための試合を作れるようにもなったと感じました。
例えば、後半のフォーメーションを前半最初からしていたら、どうなっていたでしょう。
競合相手のドイツに対して、同じ攻撃を繰り返しても慣れられて通じなくなっていたのではないでしょうか。
また違った結果になっていたかもしれません。
そんな地力も見せつけた日本です。
三度目の正直で、今度こそベスト8までたどり着いて欲しいと思います。
がんばれ、日本!