mac-3's blog

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今でも起こるフェード現象。

富士山でバスが横転した話ですが、ネットニュースでドライバーの話を読むと、どうもブレーキが効かなかったとか、こわいですね。

 

富士山5合目を観光してからの帰り道ですから、長い下り坂だったと思います。

わたしもかなり以前に自家用車で走ったはず。

でも30年以上も前のことなので、すでに記憶からロストして思い出せません。

 

長い下り坂の走り方を自動車教習所で習ったことを思い出します。

車はブレーキを使いすぎると熱を持つとか、ブレーキを酷使すると最悪ブレーキが効かなくなることとか、ぜんぶ教習所で教えてもらいました。

 

そんなシチュエーションにならないように、長い下り坂ではエンジンブレーキを併用してゆっくり下る。

今でも教習所の学科の先生が教えてくれたことを思い出します。

 

今の乗用車は高級なので、熱を持ちにくいディスクブレーキが採用されています。

だから少々の下り坂やブレーキの利用くらいでは、車が音を上げたりしません。

ブレーキも効いてくれると思います。

 

それでもこんな事故が起こるのですから、どれだけ車が高級に進化しても、けっきょくは使い方しだいと言うことでしょう。

 

ネットで乗客の話を見れば、バスはどうもサイドブレーキも効かなかったようです。

 

確か教習所で教えてくれたのは、フットブレーキが効かなくなったもしもの場合、「サイドブレーキを掛ける」でした。

 

それでもダメならが「車体を壁にこすりつけて車を減速させて止めに行く。」だったように思います。

 

このバスはそんな方法をきちんと試したけれどダメだったと言うことでしょう。

 

幸いに、私自身はそんなシチュエーションになったことがありません。

毎日のように山道を車で上り下りしていたのにです。

 

たぶんですが、あまりにたくさん山道を走行したので、山道での車の安全な走らせかたを自然に身に着けていたのかもしれません。

 

これ以上のスピード出すと危ないとか、ブレーキを踏むにしても「強く踏む、そして短い時間で踏む」を実践していたのでしょう。

だってこの言葉がすぐに頭に思いつきましたから。

 

でも今の車でフェード現象が実際に起こったらどうするでしょうか。

まずはエンジンブレーキCVT車でもギヤを下げるべきでしょう。

 

下り坂の一般道であれば、それほどスピードを出していないでしょうから、2速ギアに入れても大丈夫ではないでしょうか。

2速であれば十分なエンジンブレーキを得られると思います。たぶんですが。

 

それでもダメならサイドブレーキです。

でもわたしの車、サイドブレーキがボタン式です。

 

徐々に引くとか操作が出来ません。

イチかゼロしかないのです。

 

サイドブレーキのボタンを押せば、一気にサイドブレーキが掛かると思います。

となると、サイドブレーキをかけた瞬間に車がスピンしてしまうかもしれません。

サイドブレーキはわたしの車では使えない手でした。

 

この2手がダメな場合、あとはバス運転手さんと同じです。

極力安全に壁にぶつけるしかありません。

 

今言えるのは、スピードを出さずにコントロールが出来る状態でいること。

フットブレーキ以外での減速にも慣れておく。それくらいでしょうか。