コロナウイルスに感染するもんじゃありません。
だってしんどいから。
もし病気が風邪なら、1日2日寝ていれば回復してくるでしょう。
もしインフルエンザであれば、タミフルなどの薬を服用することで熱が下がるでしょう。
でもコロナウイルスには薬がありません。
自然に病気の症状が消えていくのを待つだけです。
わたしは基礎疾患を持っています。
高血圧と脂質異常。だから日本が認めているコロナ治療薬「ラゲブリオ」を飲むことを医者から勧められました。
コロナはたとえ軽症であっても、いつ病気が急変するかもしれません。
それがコロナ、実際にそんな人がいるそうです。
とくに基礎疾患がある人は重症化するリスクがあるため、コロナ治療薬「ラゲブリオ」が処方されるみたい、わたしがそうでした。
この薬「ラゲブリオ」は飲むことにリスクがあります。
とくに妊婦さん。
胎児に影響があるそうで、妊婦さんへの服用は禁止されています。
「ラゲブリオ」は特例承認で治療についてのデータを収集中、収集された後に安全性が改めて評価されること。
要はまだきっちりしたデータがない中で使い始めた薬ということです。
だからわたしも薬を飲むことに同意書を書きましたし、その時に説明も受けました。
ラゲブリオは入院、死亡のリスクを30%下げてくれる薬であることと、薬代は公費で払われると言うことをです。
そんな危うさを持った薬「ラゲブリオ」ですが、服用してどうだったでしょうか。
結論は「何も変わらない」です。
いや、わたしが重症化も死亡もしていないので”効果あり”だったかもしれません。
でも分からないですよね……
重症の人が服用して軽症に向かっていくなら目に見えて分かるのですが、軽症の人が
服用して重症化しなかったから効果があったか?……とは思いにくいのです。
自分の感覚では、「服用しなくてもおなじじゃね?」って感じ。
「ラゲブリオ」を服用したからと言って、コロナ感染の熱が下がってはくれませんし、喉の痛みがすぐになくなるわけでもありません。
ちょっと判断が出来ない薬、それが「ラゲブリオ」です。
今までは特定の薬局でしか取り扱われていませんでしたが、生産準備が整ったみたいで一般の医薬品と同じ扱いになるそうです。
でも制約はおなじ、同意書が必要ですし、妊婦さんの利用も禁止です。
コロナが見直しで感染症の5類になったとしたら、この薬はどうなるでしょうか?
1カプセル、2,357円。
一回に4カプセルを服用します。
「ラゲブリオ」は、リスクがある人でお金がある人、そんな人たちしか服用をしないかもしれませんね。
近い将来、長生き出来るのはお金持ちだけかもしれません。
そんな気がしてきました。