mac-3's blog

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知床遊覧船での事故、祈らずに入られません…

知床遊覧船のとても痛ましい事故ニュースが飛び込んできました。

ニュースを聞いて、こころがとても痛いです…

 

と言うのも遊覧船ではないけれど、ついこの間にクルーズ船に乗ったばかりで、長崎のクルーズ船で軍艦島まで片道1時間のクルーズ体験をしたばかりだからです。

 

あの時のクルーズは天候も良くてとても快適でした。

波もしずかで穏やかで、海風にさらされるのが快感に感じるくらいでした。

 

船には救命胴衣を備え付けられていたでしょうけれど、事故が起こるなんて誰もが考えていなかったでしょう、あの時は。

 

今回の知床遊覧船だって同じかもしれません。

知床の海は荒れていたそうですが、出港するからは乗客全員が”大丈夫!”と思っていたのではないでしょうか。それがこんな結果に…

 

オホーツクの海は海水温が1℃〜2℃と言われています。

過去の同じ船舶に乗船したひとの証言では、乗船時にライフジャケットの装着は指示なんかされていない。

さらに同業者の間では「潜水艦」と呼ばれていたとか…etc

 

さすがに事故が発生した船です、ネット上をサーフィンするだけでも色んな話が聞こえてきました。

 

知床は10年少し前にわたしが訪れたところでもあります。

自然がいっぱいで、またその自然が神秘的なきれいさを持っているところでもあります。

 

私が訪れた時は、バスを使って陸路からでした。

思い返すと当時も海側から知床を見るのは人気だったようです。

 

と言うのも、訪れた時に知床の自然センター?までの道が車で大渋滞だったのです。

我々はバスだったので渋滞に関係なく優先入場が出来ましたが、自家用車だと1時間以上は”駐車待ち”が必要なレベルだったと思います。

 

その時にガイドさんの説明では、「今日は海の状態がよくないようで海から見学が出来ない。」「みなさん知床に車で見学にいらっしゃったようです。」と説明があったのでした。

 

知床の海、オホーツク海はけっこう荒れる海みたいです。

夏場は安定しているそうですが、その他のシーズンでは海が荒れて船が欠航するのは珍しくないそうです。

 

そんな海に、あの船だけがなぜに出港したのでしょうか?

そこがこの悔しさの元になっていると思うのです。

 

もちろん船のメンテナンスもあるでしょうが、まずは危険と感じにくくなっていたのではなかったか。

 

観光客や乗船客からすると、運行船舶の良し悪しなんて分かる訳がありません。

誰もがその船を信じて乗るでしょうに…

 

すばらしい知床の自然で発生した痛々しい今回の事故。

日本人の誰もが悔しくて重い気持ちになっていることでしょう。

 

亡くなられたかたのご冥福と、そしておひとりでも多くの命が助かりますように…

祈らずに入られません。