ロシアのウクライナ侵攻で世界情勢が一気に不安になりました。
下手をするとこのまま長期の世界大戦になりかねないからです。
と言うのも世界が注目しているのがロシアとウクライナではなくて、ロシアとアメリカだからです。
侵攻されたのはウクライナなのに、今までの注目はロシアとアメリカ。
強国の高官ばかりが注目されていました。
侵攻された現地ウクライナのえらい人たちは、ほとんど見えてきません。
このままではウクライナを舞台にしたロシアvsアメリカの戦いになるのでしょうか?
ロシアが侵攻しましたから、次はアメリカがどうでるかですね。
でもそれくらいでロシアが止まるわけありません。
その先があるような気がするのです。
アメリカもロシアも自重してもらいたいものです…
それにプラスして気になるのは中国の動き。
ある日突然にアクションしてくる可能性がありそうですね。
そしてその中国のアクションは、ロシアとかウクライナではなくて中国が狙っている台湾とか尖閣諸島だったりするかもしれません。
そうした時に今と同じことが起こるのではないかと憂慮しています。
世界はアジアの国を観ていません。
いくら現場がそこであっても、大国の顔だけをみているのです。
それはアメリカだったり、ロシアだったり、はたまた中国だったり。
もしそうなれば我々であればどうなるでしょうか?
現場をあらされて、おしまい…
そんな気がしてなりません。
今回の戦争で日本はウクライナ寄りにみえます。
たぶんアメリカに追随して、日本はロシアに経済制裁をしたりするのでしょう。
でもウクライナって中国にいっぱい兵器輸出している国です。
言ってみれば、アジアの軍事的緊迫はウクライナが作ったと言っても過言ではないと思うのです。
それなのに日本はウクライナを支持しそうです…ちょっとわたしには分かりません。
いつからウクライナとそれほど親しい国になったのでしょうか?
今回の戦争ですが、日本は出来れば「我関せず」でいるのが一番と思います。
中国が表立って何かをしない限りは、批判とか声明を出すくらいでいいのでないでしょうか。
それがわたしの意見です。
そうは言っても戦争に突入しました。
我々の身にはどんな影響が出てくるでしょうか?
まずはロシア、こちらは世界有数の産油国です。
そこが戦争をしたら、石油価格が一気に不安定になるでしょう。
今は1バレル=US$100くらいですが、US$150とかになるかもしれません。
エネルギー価格がアップすると言うことは、工業製品が軒並み価格アップすると言うこと。
さらに生活に直撃する分では電気にガソリン、食料品だってビニールハウスで石油を燃やして食料品を作っています。
あれもこれも値上げします。
コロナ禍での値上げにプラスして値上げ幅が大きくなるでしょう。
インフレやスタグフレーションが前に進む予感がしてきます。
インフレの世になると、現金や銀行貯蓄が大きな影響を受けます。
せっかく預けているのに、社会がインフレで物価高になると預金が目減りすることだって考えられます。
そんなインフレでお金を増やすなら、現金、預金以外でお金を持っていること。
インフレに強いのは”金”、”株”、”不動産”でしょうか。
どれも簡単には買えないですけどね。
せめて預金の何分の一でもよいので、ファンドとか、現金/預金以外に持つようにする。
インフレに備えることが大切と思います。
現金/預金以外をそろそろ考えどきなのかもしれません。