ここ数ヶ月、我が家の前では、ずっと工事をしていました。
道路に埋めている水道管をあたらしい水道管に交換する工事です。
秋から工事が始まって、はや3ヶ月くらい経過してやっと交換が完了したみたいです。
あたらしく水道管を埋設するだけならもっと早くて簡単なのかもしれないですが、古い水道管を新しく交換するというのは、ずいぶんと手間が掛かるみたいでした。
まず旧の本管を取り除くために仮設の本管を埋めます。
仮設水道管から各戸に水道を供給することから始まりました。
仮設と言えど、使う側からしたら普通に水道が使えます。
道路向こう側の地中に本管の水道管が走っているので、仮設の本管は道路手前側に沿って埋設されました。
最初見た時、本管位置が変わるのか?と思ったくらいです。
「ちゃんと水が出ているんだから、これでいいんじゃね?」
と思うのですが、でも違うのです。
元の本管位置に新しい本管を通す、これが水道管交換みたいです。
??無駄な気がしてなりません。
別の本管を通す ⇒ 古い本管を取り除く ⇒ 道路を舗装し直す
わたしだったらこれでオッケーです。
でも実際の工程では、工程がひとつ多いです。
別の本管を通す ⇒ 古い本管を取り除く ⇒ 古い本管あとに新本管を通す ⇒ 道路を舗装し直す
そりゃ、旧と同じ位置に戻すのが問題出ないしクレームにもなりにくい。
でも水道管を道路の右端から左端に変更するだけ。
これだけで、工期も掛かる費用も抑えられるはずですよね。
なんでこんな無駄な税金使いをするのでしょうか?
ほんと分かりません。
水道管の交換は昼間工事だけではありません。
たぶん交通量の少ない時間帯を選んだ結果、夜間工事をしているのでしょう。
でも周辺住民は堪ったものではありません。
家の壁一枚向こう側で発生する騒音と振動です。
うるさくて寝られん…と思った日が3〜4日はありました。
周辺住民のことを考えるなら夜間工事は避けるべき、昼間工事だけでも十分に工期に間に合うはずです。
車の交通を考えたって、わが街は都会だからもし昼間に通行止めをしたって、迂回路はたくさんあります。
周辺住宅の迷惑が分かっているのに、夜間工事をする。
どうしてそちらを選択するのか?水道屋の考えが分かりません。
でもそれに耐えた私はエライ!!(自分を褒めます)笑
水道本管の耐用年数は40年と言われています。
どうりでここに住んで20数年の間に何もなかったはずです。
水道管交換で受けた恩恵は、家の前の道路が舗装をやり直してたのでデコボコがない
フラットな道に生き返ったこと。
車は相変わらずいっぱい通過しますが、きれいに舗装された道では車が通過しても家が揺れることがありません。
次の水道管交換工事まではあと40年、2061年ごろですね。
わたしは100歳ちょっと前、はたして生きてここに住んでいるでしょうか。
そして同じように、「工事がうるさい!」と言えているでしょうか…