mac-3's blog

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国家公務員で定年延長の改革が始まるみたいです。

今月の参議院国会で改正国家公務員法が可決、成立しました。

これによって国家公務員の定年を、現在の60歳から65歳へと引き上げられることが決まりました。

実際には2023年度から2031年度まで段階的に引き上げです。

2年に1歳ずつ、定年の年齢が引き上げられるそうです。

 

これって公務員だけの話ではないですよね?

公務員が世間の先陣を切るかたち、必ず民間企業の定年にも影響がある法改正だと思います。

 

日本の10年後や20年後を考えた場合、少子高齢化は大きな問題です。

今後、生産人口が減り続ける日本においてはいかに働く人を確保するかは問題でしょうし、高齢化と長寿による年金問題も大きな問題でしょう。

 

やはり高齢者にも働いてサービスを受ける人になるのを遅らせることと、システムを支えるほうに回ってもらうのは、安易に考えられる延命策だとは思います。

 

まだわたしが若い頃、定年は60歳かつ年金受給開始も60歳からでした。

なのでその当時は60歳以降はリタイヤをして、あとは悠々自適な暮らしをするのが当然だと思っていました。

 

でもいつからでしょう?

会社に再雇用や延長雇用の制度が出来て、60歳の定年後もそれまでと同じように仕事を続ける人がちらほらと、見られるようになったのです。

 

定年後も会社で働いている人を見て、「みんな頑張るねぇ」と、人ごとに捉えていたのを憶えています。

 

それが今ではねぇ…定年延長です。

65歳定年です。

これって本当に働き続けることがしあわせなのでしょうか?

そう思いませんか?

 

定年退職後、元気なのに家に閉じこもっているのは、とても不健康だと思いますし働きたいとも思います。

その意味では60歳はまだまだ元気ですし、65歳定年でも良いように思います。

 

65歳以降に働くか、それともリタイヤするか。

「最長70歳まで働くことが出来るようになる」と言うシナリオなのでしょう。

 

そうすると、年金は70歳支給開始が普通になると考えるべきと思います。

 

それまでが元気なら何も問題ないとは思います。

でももし体に不具合があって、無理無理60歳くらいまで働いていた人からみたらどうでしょう。

そんな人には辛いですね。

 

まぁ、わたしは「働かざる者食うべからず」と言う考えを持っています。

だから最後の最後まで働けるのであれば働こうと思っています。

 

足腰が弱い老人なってしまい雇用を避けられるなら、からだを使わないペンで稼ぐとかネットで稼ぐとか、働きかたを変えればなんとかなるのではと、けっこう軽く楽観しています。

 

民間企業がすぐに65歳定年に変わるとは思えません。

後5年くらい掛けて変わっていくのだとは思います。

わたしの場合、60歳を超えてからのセカンドキャリアとか、スキルアップで学び直しとか、今までと違う夢も持ち始めていますから、単純に65歳定年を喜べないなと言うのが今の気持ちです。

 

やはり変わると言うことには、一長一短がありますね。