緊急事態宣言下ですが皆さんは夏休みを楽しんでいますか?
わたしも楽しんでいます、ぼっちですが笑
夏休みのフリータイムを利用して映画観ることにしました。
何を観ようかと考えととき、気になったのは「映画って観ること出来る?」でした。
だって緊急事態宣言下です、前回の緊急事態宣言では映画館が休館していましたから。
でも調べたら上映しているのです。
「うん??」緊急事態宣言でも違うのでしょうか?
たぶんですが、施設に対して休業要請をしていない、または休業補償の問題で要請が出来ないのかもしれないですね。
そんなとある夏休みの日、イオンシネマで映画を観てきました。
映画は大人気、緊急事態宣言なんて関係ないくらいです。
シネマ入り口周辺はたくさんの人で溢れかえっていました。
私が観たのは、ミュージカル映画の『イン・ザ・ハイツ』です。
この映画を選んだ一番の理由は英語を勉強したいから。
ミュージカル映画をきちんと映画館で観るのは初めてかもしれません。
音楽が芝居に組み込まれているので普通のドラマを観るのとは違います。
最初は違いにちょっと戸惑いながら観始めた”イン・ザ・ハイツ”ですが、すぐに映画の中に引き込まれました。
”イン・ザ・ハイツ”のストーリーは、ニューヨーク、マンハッタンの北端「ワシントンハイツ」が舞台です。
映画の主人公はワシントンハイツでコンビニ(雑貨店)を営むウスナビ。
彼とワシントンハイツに住む人々との繋がりを描いた映画です。
特にウスナビとヒロインのヴァネッサ、そしてハイツから大学に進学した期待の星、幼馴染のニーナとベニーの話、じれじれした恋の絡みがワクワク、はらはらとします。
友情あり、恋があり、親子愛もありと、この映画の中には日常と「明日に向かって生きていく」と言う、前を向く気持ちがいっぱいです。
それをラテンの明るい音楽にのせて奏でられている映画です。
ミュージカル映画ってとっつきにくいですよね。
最初は戸惑いながら、ちょっと敬遠しながら観ていたミュージカル映画ですが、途中からはウスナビに惹かれて、いつの間にか彼と同一化して映画に入り込んでいました。
いやぁウスナビはいいヤツです、とってもナイスガイです。
ウスナビのヴァネッサ、ソニー、そして街の人々に対して、「その人のために」動く姿が心に響きます。
この映画の底辺にはアメリカ移民の問題、そして不法滞在の複雑な問題を含んでいます。
ハイツのメンバーは安い賃金で働いて、でも夢を持って、明日に向かって働いている。
暗い話になるところを、ラテン系の持ち前の明るさと音楽で気楽に置き換えている。
そんな生活をミュージカル映画にしています。
ミュージカル映画はとっつきにくいので人気ないですね。
あれだけイオンシネマ前に人がいたのに、この映画を観たのは10人くらい。
みんな何を観たのでしょう?ワイルド・スピードでしょうか?
”イン・ザ・ハイツ”にはワイルド・スピードのような派手さはありません。
けれど、ストーリー、音楽、出演者の魅力、どれをとっても一級品です。
コロナ禍だからこそ、人のやさしさや絆を感じる映画を観るのが良いかと思います。
追伸:この映画はエンドロールまで観ないと損、”おまけ”映像が隠されていますよ。