今、子どもの頃には考えもしないところに住んでいる。
子供の時にだって同じところでずっと暮らすとは思っていなかったけれど、ずいぶんと離れた街で暮らしている。
まさか大阪で暮らすなんてね。
京都に住んで、大阪で仕事して、神戸で遊ぶ。
たぶん関西人の人たちはこれが理想なのではないでしょうか。
京都は落ち着いて趣あるし、文化がある。
大阪は仕事するのに調度いい。人がいきいきして活発ですし。
神戸はとってもおしゃれな街、遊びに行くのが似合います。
でもね、どこでも住めば楽園です。
にぎやかで活気があって、ちょっぴり大阪に住むのに引き気味だった、わたしの心。
でも住んじゃえば大丈夫でした、すぐに馴染んできます。
しかもずっと住んでいると、時間の移ろいのせいで、だんだんと寂しくなってくる街をみていたら、自分の中に愛着が湧いていたことにまで気づいてますもんね。
だから大丈夫です、ハイ。大抵は住めば解決しますです。
私は学生時代に引っ越しをしました。
それまで住んでいた街を離れたあとは、ほぼその街との縁が切れています。
でも時々は寂しくなって、何度かノスタルジックな気持ちでその街まで突然に車を走らせました。
小学生の時に住んでいた街をドライブしたりした、でもそれだけ。
私が住んでいたあの街は、今では心の中にあるだけです。
もうすっかりと記憶になった街ですが、当時の幼馴染たちは何しているのでしょう?
興味はありませんか?
私は興味ありです。ネットで名前とか地名とか、学校名とか、考えられる方法を使って検索してみました。
でもあれからすでに40年が過ぎています。
あまりに時間が過ぎているので、当時の友だちはほとんどヒットしません。
ヒットどころか、かすりもしない感じですね、寂しい…笑
まぁ、私の年代であれば、ネットやスマホとか、あまり利用していないかも知れないですし。それでヒットしないのかもしれません。
だけど、一人だけヒットしたのです。
でも友だちじゃないんだなぁ…
どちらかと言えば嫌いだった男の子です。
その子はいまだに当時の地元に住んでいて、ネットに堂々と顔写真も載せていました。
と言うのも、市会議員さんをしているみたいです。
そりゃHPを作るし、Facebookも更新するでしょう。
なんせ議員さんですから。
考えたらその子の親も議員さんでした。
親から選挙区と選挙基盤を譲り受けたのでしょうね。
親の七光り?知らんけど笑
今じゃ、街の姿がガラッと変わっているのでしょう。
自分の暮らした好きだった街。
もう訪れることはないかもしれないですが、記憶の中はいつでも最高きれいです!