日本では人口減少が叫ばれていますが、世界的にみれば人口は増加するいっぽうです。
国連人口基金の発表では、世界人口は現在78億人(2020年)、増えましたよね。
2019年からの1年間だけでも、8,000万人もが増えているそうです。
日本は人口減少期に突入していますが、今のところ人口ランキングは世界第11位です。
まだまだ人口の多い国、さほど大きくない国土に人がいっぱい住んでいる印象です。
世界人口はこのまま増え続けるのでしょうか?
世界人口のピークは2064年だと言われています。
今から43年後、みなさんの年齢はいくつになられているでしょうか?
私は100歳に近い年齢です。
もしかしたらその時には、この世界にいないかもしれません。
その時の世界人口は98億人、今よりも2割とか3割とか多い。
特にアフリカやアジアの発展途上国で人口増加が著しいみたいです。
その時、2064年には日本の人口はどうなっているでしょうか?
調べましたが、ぴったりと当てはまって比較出来る資料は見つかりませんでした。
近い年代は総務省が出している予測で2050年の日本人口があります。
そのデータによれば、2050年に日本の人口は9,515万人まで減っているみたいです。
すでに人口1億人を割り込んでいるみたいですね。
2019年の日本人口より3,115万人(約25%)も人口が減っていることになります。
人口が増えるのがよいのか、減るのがよいのか?
2064年は世界的にみれば人口ピークであっても、日本では減ることによって、余裕が生まれているのかもしれません。
ただ心配なのは食糧事情です。
今より2割も3割も人口増加となると、食料の供給が追いつかなくなる可能性がとても高い。
育てた牛の牛肉を食べたりする、当たりまえのことが難しくなるかもしれません。
ただ代替え肉の一般流通とか、今までは考えもしなかった物を食材にしている可能性があります。
その一つが、昆虫の食べること。
昆虫はタンパク質が豊富で栄養価も高いプロテインとも言われています。
今は罰ゲームでもない限り食べる人は少数だとは思いますが、数十年先では食卓に並ぶのが当然の食材になっているかもしれません。
日本は人口が減りますが、生活レベルが維持出来る、または向上が出来るなら、別に個人レベルでは大きな問題にならないかもしれません。
逆に世界と同じで、人口が増えると食料の奪い合いや、食料が原因の戦争なんかが起こらないとも限らない…怖いかもしれませんね。