mac-3's blog

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何歳くらいまで働きたいですか?

「あなたは何歳まで働きたいですか?」

リクルートライフスタイル社がこの質問を20代〜40代にアンケートしたそうです。

 

一番多かった回答が50歳までの希望退職!24.8%でした。

次点の65歳23.7%を1.1%も上回る数字です。

 

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私が想像するに、年齢が若いほど会社勤めを辞めたい、定年前に離職したいと考えているのではないでしょうか。

 

私も同様の気持ちを持っていた憶えがあります。

いまの人とは違う感覚かもしれないですが、働きたくない、転職したい…まだ年齢が若い20代の前半は思っていたものです。

 

特に思いが強かったのは、社内でジョブチェンジした22歳の時です。

この時は仕事の変化に悩んでいたこともあって真剣に考えていました。

 

今となっては懐かしい話ですね…

その当時の夢だった、”書く”ことや”本”を扱う仕事にチェンジしたいと考えていました。

今考えたら、たぶん新しい職場に変わってナーバスになっていたのだと思います。

 

けれど、当時は一歩を踏み出す勇気がなくて、今の仕事よりサラリーや環境が良くなる未来も見えなくて、過ごしているうちに新しい仕事も楽しくなって、そのまま働いています。

 

このデータを見て思ったことは、過半数はきちんと60歳あるいはそれ以降も働こうと思っていること。

 

このアンケートだと、40代の人が「何歳まで働きたいか」の質問に”40歳まで”と答えるわけがありません。

さらに40代であれば、子どもの教育とか家のローンとか、現実問題を身近に持っていると思います。

気楽なアンケートでも、夢を語れない、逃げられない回答になると思います。

 

もし50代のわたしが回答したとすると、”70歳以上・生涯現役”を選ぶでしょう。

健康であればの条件が付きますが、ずっと家にいる生活なんて耐えられないと思います。

意思が弱いほうだと思うので、ちょっと楽したらずるずると楽なほうに引っ張られてしまう気もしますしね。

 

この記事と一緒に載っていたのは、30代で会社勤めを辞めて株トレーダーとして暮らしている女性です。

 

会社勤めに見切りをつけたのは素晴らしい、個人の腕で暮らせる目処と資金があったことをうらやましくはあります。

 

でも会社勤めに見切りをつける or つけられるかは分かりませんが、そのうちに

みんな準備が必要になるのではないでしょうか。

 

日本の雇用はまだしばらく終身雇用を前提とした雇用ではありますが、そのうちに2職、3職と複数職を掛け持ちすることになります。

これってすぐ先の未来だと私は思っています。

 

少子化、生産人口の減少、そして経済も減少していく日本では、ひとつの会社で生涯を終えることが出来ません。

 

必ず会社生活をフェードアウトすることになります。

その時のために、ひとつの技術だけでなく、別の食い扶持を持っておくことは必要だろうと私は思うのです。