ライブってほんといいですね。
きょうは楽しみにしていたPassCodeライブの日。
PassCodeの『 ”STRIVE” for BUDOKAN Tour 2021』に参戦してきました。
2月も後半に突入しましたが、大阪は現在も「緊急事態宣言」中です。
昨年も緊急事態宣言が発令されましたが、今年の緊急事態宣言は昨年とは違います。
昨年であれば、ほとんどのイベントが中止か延期されたのですが、今回はコンサートも開催が大丈夫です。
ルールを守りさえすれば開催することが出来るのです。
PassCodeのライブ参戦は今回で3回目、前回参戦したのが一昨年のことになります。
でも会えない期間が長かったから、ちょっと不安がありました。
と言うのも、コロナ禍で開催されるコンサートが不完全燃焼であることが多いからです。
そして1年以上会っていないこと。
だって、1年半近く会わなかったら人って変わるじゃないですか。
彼女たちの成長に対する不安があったのです。
でもライブが始まれば不安が霧消していました。
舞台上の彼女たちは、以前よりもずっと”かっこよく”なっていたのです。
ラメ入り衣装に前後からスポットライトを浴びてキラキラしていました。
4人が頻繁に立ち位置を入れ替わるパフォーマンスは以前と同じ、激しいダンスも以前と同じです。
ステージをいっぱいに使う歌って踊ってのパフォーマンスは変わっていません。
この変わらない姿は観ていて嬉しくてしかたがありません。
ただ以前と違うところもありました。
それはフロア側。PassCodeのライブはアーティストがステージから観客を煽る。
観客はリフト、プッシュ、そしてダイブと派手なことして楽しむスタイルのライブでした。
でも今のコロナ禍では、ライブで過激なことは出来ません。
リフトもプッシュも出来ませんし、ダイブも当然出来ません。
声出しすら出来ないのが今のライブです。
以前と比較したら静かなライブではあります、でもステージもフロアも熱さがビンビンに伝わってくるライブでした。
今回のライブで私が確保出来た座席は、ほぼ最後方です。
後ろから2列でした。
ステージはちょっと遠目ですが、そのぶん他の観客の動きがよく見える位置です。
ライブが始まってみんな声は出していませんし、出せません。
でもみんなが曲に乗っているのが分かります。
楽しんでいるのが手にとるように分かったのです。
声がなくても熱いライブなことがハートで感じることが出来たのでした。
この頃、ライブがつまらなく感じていました。
と言うのも声出しが出来なくて、盛り上がりに欠けたからです。
そしてアンコールがほぼなくなって、ライブ時間が短いことが不満でした。
今までこの2つはライブを盛り上がるために重要な要素でした。
その2つが欠けてしまってライブが不完全燃焼になっていたのです。
今回のPassCode ライブでもスタイルは同じでした。
声出しはダメですし、アンコール無しでライブ時間は1時間半以内でした。
でもね、今回のライブは満足度が高いのです。
それはステージもフロアも一体にライブを楽しんでいたから。
みんなのハートが確かに伝わってきたからだと思います。
PassCodeの『 ”STRIVE” for BUDOKAN Tour 2021』は、コロナウイルスでライブが止まって以降で初めて楽しいと思えるライブでした。
”ありがとう”、PassCodeの皆さん!