こんどの日曜日は2月14日、バレンタインデーですね。
最近のバレンタインデーの盛り上がりを分かっていませんが、私で言うとチョコレートをもらうことがなくなりました。
もしかしてバレンタインデーって失くなったの?って言うくらいです。
中年おじさんのカレンダーからは行事マークが消えてしまいました。
私がまだ20代の頃、女性がバレンタインデーに男性にチョコレートをあげるのは当然の雰囲気でした。
恋人だけではなくて、友人や知り合い、ちょっとした付き合いがある人には、”義理チョコ”を渡す雰囲気でした。
付き合いがあるのにチョコを渡さないと、逆に気まずくなるような雰囲気さえありました。
今考えると女性にとってバレンタインデーは大変な日だったのですね。
その当時のうちの職場はメンバーが50人以上いました。
そのうち女性はパートさんをあわせても10人弱だったように思います。
バレンタインデーの2月14日には、とにかく”義理チョコ”を女性が競って渡していたような感じにもなっていたので、こんな私でも5個〜7個くらいのチョコをもらっていました。
あと親兄弟からもらっていたので合わせるとそこそこの数が集まったものです。
義理チョコでももらえると嬉しいですよね。
普段あいさつするくらいの付き合いの人からでも、もらえると男は「やったー」って気持ちになります。
でもチョコをもらうとホワイトデーのお返しが必要です、何を渡すかを考えるのが大変でした。
手軽な値段で気楽に受け取ってもらえるものを考えないといけません。
ネット情報とかない当時、結局はスーパーやコンビニのホワイトデーコーナーのお菓子をホワイトデーにプレゼントしていたと思います。
これって確実にお菓子業界の策略にはまっていますね。
その昔、バレンタインデーは女性が男性にチョコと一緒に「好き」の気持ちを告白する日だったはずです。
でもいつの間にかそこに”義理”が入って、女性から男性に大量にチョコを配る日に成り代わりました。
では今はどうでしょう?
聞くところによれば女性から女性に渡す”友チョコ”とか、高めのチョコレートを自分へのご褒美で買うとかがあるみたいです。
今年はコロナ禍ですが、チョコの売り上げは伸びているとか。
人に会う機会が少ない中で売り上げが伸びるということは、単価アップが出来ているのでしょう、たぶん。
バレンタインデーに自分に高めのチョコをプレゼントする。
もともとチョコが好きなのは男性より女性が多いはずなので、”ご褒美チョコ”が流行るのは当然なのかもしれません。