今年は映画があまり公開されませんでしたね。
なんたってコロナ禍です、世界中の国が映画を配給するどころではなかったのでしょう。
自粛中は特にひどかった。
映画館も閉鎖していましたし自粛解除後もリバイバル上映ばかりでした。
秋頃になって、やっと新作映画を上映し始めましたが、供給されたのは国内ものばかりです。
ハリウッド映画はほんの少数、秋になっても数本程度しか上映がありませんでした。
そんな今年でしたが私がよかったと思えたのはジブリのリバイバル上映です。
あの「風の谷のナウシカ」がシネマスクリーンで観れたことです。
約30年前にも映画館で観みましたが、あのときとは違った喜びがありました。
テレビで何度も繰り返し再放送を観て、さすがに最近はテレビ再放送を観なくなっていましたが、映画館のビッグスクリーンで観るのは違いますね。
CMなし、当時のままのナウシカを観れたのに万感の思いがこみ上げてきました。
コロナ禍でみんな困っている今にこんなこと言うと怒られるかもしれないですが、コロナ禍に「ナウシカを観せてくれてありがとう!」と言いたい。
この状況だから観れた作品です。
ほんとありがたい体験が出来ました。
今年のNo.1映画と言えば、配給面では「鬼滅の刃」で間違いないでしょう。
でも満足度で言えば違うのです。
先般、公開された日本映画の満足度第1位に輝いたのは、
『劇場版 ヴァイオレット・エヴァーガーデン』
でした。
この映画、私も観ました。
TVシリーズを観ていなくて、ただ京アニの作品という知識だけで観に行ったのですが、あまりのピュアさに涙が溢れてきた作品です。
愛を知らずにいた少女が手紙の代筆業通じて愛を知っていく。
人を思いやる心、周りの人たちとの交流を通して、そしてピュアな愛をずっと持ち続ける…
最後はハッピーエンドで終わるのがとてもよかった作品です。
満足度第1位に選ばれたのは映画を観た私からしたら当然に思えます。
あれから映画について聞かれるたびに、ヴァイオレット・エヴァーガーデンがお勧め!と言っています。
もっとも私に映画の話をしてくるのはフィリピン人の英会話先生ばかりですが。笑
フィリピンでも日本のアニメは大流行みたいで、みんなNetflixで日本のアニメを観ているようです。
でもヴァイオレット・エヴァーガーデンは観ていません。
たぶんネットではまだ公開されていないのかもしれないですね。
ヴァイオレット・エヴァーガーデンはロングランでまだ公開している映画館があります。
今が映画館の大きなスクリーンで観るラストチャンスかもしれません。
わたしの今年イチオシ作品、満足度No.1をゲットした「劇場版 ヴァイオレット・エヴァーガーデン」をまだの人は是非にお勧め致します。
観ていない人