新型コロナウイルスによって実施することさえ危ぶまれていた健康診断ですが、今年も無事に11月になって実施されました。
健康診断は法律で定められている企業の義務なので実施されるのは分かっていましたがそれでも受診が出来てホッとしています。
今までであれば健康診断は春の実施です。
4月か5月頃には実施しているはずだったのがコロナウイルス第一波の真っ只中で延期されてきました。
あの頃は健康診断どころかオフィスに行くことすら出来ませんでしたしね。
今もコロナウイルス第3波が近づいて恐怖におののいていますが現時点ではまだ大丈夫!
どうにか健康診断が実施出来るくらいではありました。
コロナ禍での今年の健康診断ですが、いつもの年の健康診断とは違っています。
検査内容とかには何も違いがありません。
違うのは運営です。
進め方が今までと違います。あきらかにコロナ対応と言える健康診断でした。
まず大きく違うのは検診時間です。
今にして思うと、昨年までは短期に短時間に検診が終わるようにぎゅうぎゅうに詰めて検診していた気がします。
それに比べると今年はゆったりタイプの検診です。
密を避けることを優先に受信者のスケジューリングがされているため、待ち時間がほとんど無しで進んでいきます。
これまでであれば、検診時間は午前だけ。
短い時間での半日検診だったので、たいていの検診ポイントでは並んでいます。
特に採血とレントゲンの渋滞がひどかった。
時間の掛かる検診項目は渋滞が長くなる傾向にあります。
でも今年はどうかというと、午前だけでなく午後も検診にあてたことで渋滞はありません。
いつもは混んでいた採血でもレントゲンでも渋滞はなしです。
これって検診を受ける方からすると、とっても楽ちんです。
あまりの隙さ加減で、各ブース前で担当者が手招きをして待っている状態、ほぼストレスフリーで健康診断を受診出来ました。
昨年までと比べると、絶対こっちのほうが良いですね。だって楽で余裕がありますから。でも、どれだけコスト増になっているのかが気になります。
コロナ禍によって、密を避ける対策を取られた今年の健康診断。
十分な対策が取られてはいましたが、気になったのはレントゲン撮影です。
レントゲン撮影はレントゲン車で撮ります。
そしてレントゲン撮影のために上着を脱いでシャツ1枚になるのですが、シャツを脱ぐスペースが昨年までと何も変わりありません。
脱衣かごが3つ置いてあるレントゲン車内で服を脱ぐのです。
このレントゲン車って、中が狭いですよね。天井も低いし。
バスの入り口に手指消毒液はありますし、マスクをしたままレントゲン撮影もオッケーでした。
でもね、あのバスって密なのではないでしょうか?
バスはドアを閉めているわけではないので外気は入ります。
でもやっぱり空間が狭いことと他人との距離が近いことが気になります。
ではどうするかと言うと、来年からはレントゲンバスの横に着替え用テントを立ててもらうのが…どうでしょうか笑